2018年10月22日 (月)

人工知能の発展に見る画像技術の進展

おはようございます。

先週はお世話になっている橋本久義先生の勉強会で、最新の映像処理技術について学びました。

少し前までの一般的なカメラの機能というのは、風景や人物、物の一瞬を切り取り、

それをいつでも楽しめるように印刷物やデータとして保存するものでした。

しかし最新の技術では、カメラは「目」の役割までを果たすようになっており、

それをどう処理するかでデータとしての価値を飛躍的に高めています。

それはまるで人間の脳が行っている作業をするかのように。

この作業をする仕組みをAIやディープラーニングと言います。

例えば:

身近なところでは、かつては手振れ補正はメカ(機械的)で行うのが主でしたが、今は

画像処理技術で行うのが一般的かつ優れていることが多く、コストも1/10以下になるそうです。

逆光で撮ってしまった映像も見やすくなったり、パノラマ撮影ができる様になったりと、

これらはすでにスマホに搭載されている技術として一般的です。

少し進むと、霧や黄砂で見えにくい動画を処理することにより、

あたかも霧が晴れたかのように風景なったり、

記者会見でのカメラのフラッシュだけを消せるようになったり。

これらの技術は街の防災カメラやテレビ放映時に応用されているそうです。

自然に使われていると気づかない技術です。

更にすごいのが、橋やダムなどをドローン(ラジコンヘリコプター)で撮影し、

その映像を解析することで構造物の劣化診断ができるようになるそうです。

今までだと、作業者が直接ハンマー等で確認するしかなかったので、時間もかかりますし

何より危険でしたが、この技術ではラジコン操縦だけであっという間に解析が進んでしまいます。

人の安全を守る、価値ある技術展開です。

人口知能(ディープラーニング)というととんでもないことが行われているように感じますが、

実際には大量の正解データを入力し、それを人間の脳が処理するような原理で

コンピューターが画像判定をするという事です。

何が「ディープ」かというと、画像が同じか/違うかを判断するだけではなく、

画像の特徴を細かく情報化し、学び続けるという事です。

それにより、例えば動物の写真を見て犬/猫といった種別の判定だけではなく、

犬であれば、犬種(ハスキーやブルドック)の判定ができるようになります。

この時に話題になったのですが、このまま技術が進展するとコンピューターが人間の能力を超えて、

SF映画のように人間がコンピューターに支配されてしまうのでは?と。

講師の先生の答えは

「起こらない(少なくとも我々が生きている間は)」

でした。

その理由としては、「昔から人間はコンピューターに追い越されている部分があるから」

でした。例えば

記憶力はハードディスクに到底かなわないし、計算力はそろばんチャンピオンよりエクセルが速いとか。

このブログを読んでいただいている方には繰り返しになりますが、自分の答えは

「決して起こらない、ただし人間が考えるのをやめればあっという間に追い越される」です。

人間が五感(見る、におう、味わう、聞く、触れる)の処理のみに脳を使うようになってしまえば、

ほとんどセンサーで代用できるそれらの能力はあっという間に機械に追い越されます。

五感の処理に専念するとは、五感が心地よい状態を追求してしまう事です。

その状態では自分の心地よさしか優先しておらず、利他の精神が全くありません。

脳の五感の処理に使われる力は表面的で、もっとすごい力が発揮できるという説もあります。

私もそれは直感として正しいと思っています。

残りの能力は何に使われているのか?は先週、先々週に書いたブログにつながっていきます。

再読いただけると嬉しいです。

今回の勉強会の詳しい内容は知らずに参加しましたが、たまたま自分で選んだブログ題材が「脳」。

こんなところにも出会いの不思議さ、人間の能力の奥深さを感じます。

「たまたま」も「偶然」も実はすべて「必然」なのかもしれません。

写真ですが、会社から亀戸まで歩いた際に撮ったものです:

Photo

団地ですが、この部分だけ上階がなく特別な感じです。

実はこのルートは初めて歩いたのですが、この景色は前に何度か夢で見ていたもので

見つけた瞬間にびっくりしました。懐かしい感じというか…

日々いろいろな不思議なことが起きます!

今日も読んでくださりありがとうございました。

2018年10月15日 (月)

脳の構造②

おはようございます。

先週の続きで、脳について考えます。

日々生きている中で、どう行動する決断を求められた際に、それを決定するにはまず状況を理解・把握し

「考える」

事で決定していると思います。

この考えるという行為、今日はお昼に何を食べようかな?という軽い物から

仕事で転職するかどうか考える、家を買うか悩むという大きな決断を要するもの、

また人によっては本当に一生を左右する決断に迫られる事もあると思います。

ここで気を付けなければいけないのは、自分では考えているつもりでも、

ただ入ってくる情報(今は本当に情報の洪水状態ですから)を自分の都合の良いように

解釈しているだけになりがちという事です。

都合よくというのは、理屈ではなくその時の感情論で自分に都合の良い情報を

取捨選択している状態です。

これは考えているようで考えていません。

この状態が行き過ぎると、自分勝手で頭でっかちな、迷惑な人を生んでしまいます。

先に書いた、

「昼に何を食べるか?」

に対してであれば、直前にテレビでみたラーメン特集に影響されても問題ないですが、

転職や家を買う事を、会った事もない他者の評論に乗って決めてしまう事は怖いことです。

ではどうすれば良いのか。

右脳や左脳ではなく、もっと深いところの脳の働きをフル活用させ、

状況の発しているエネルギーをキャッチする事が必要です。

細かい情報を伝達するすべのない動物は、そうやって理屈抜きに状況を判断して

自然界で生き抜いています。

現代人は他者から垂れ流される情報に汚染され、この直感を鈍らされています。

スマホから情報得ているという事は、ほとんど同じような情報を共有していることになります。

食べ物や飲み物、お店が一時的に大ブームになり人が殺到する。

個人的経験では、それらの食べ物や場所が美味しかったり心地よかったりした事はまずありません。

おそらく多くの人がそう思っていると思うのですが、

「流行っているから」

並んでしまう。

これがもっともっと深刻な事でブームが作られているとすれば…

怖いことです。

それぞれがきちんと考えれば、その人の置かれた状況の中でバランスを取ろうとし、

環境に適応した現実的な答えを導き出すはずです。

そうしないとあっという間に自分の身が危険にさらされますから。

この考えるという能力を磨くには、なんといっても読書(思考が深まる本や古典)が有効です。

自分を深めるためにする読書は、速読などできないはずです。

静かで落ち着いた時間の中で、自分を高める本当に豊かな時を過ごす。

それこそが本当の読書です。

別の角度から脳の力を考えてみると:

考えるという能力の内で理屈を超えた存在、しかし一般的に理解しやすいのが

「念じる」という事です。

例えば:

何か物を欲しいと思えば、そのカタログやチラシを何度も見て、夢にまで出てくる。

その想念に体が導かれ、前向きに働くようになってより多くの収入を得られ

結果的にそれを手に入れている。

会いたと強く念じていたら、ばったり街で会う。これは多くの人に経験あるのではないでしょうか。

偶然というより奇跡ともいえるタイミングで。

思わぬ偶然ですが、思わないことは実現しないとも言えます。

この様に強い「念」のパワーです。

負の方向に使うと、怖い事を引き起こしてしまいます。

いきなり人を殴れば傷害罪ですが、怨念を飛ばしても罪にはなりません。

もし将来「念」が見られるスコープができたら、

「怨念罪」

という重罪ができるかもしれません…

かつての日本人は、本能的にこれを理解していたと思います。

「人を呪わば穴二つ」

と古くから言い伝えられているのですから。

「念」は見えませんが、声に出すことで周りの人にもその人の考えが伝わります。

声に出すことで想念がより具体化します。

自分が悪い想念を持ってしまいそうなときは、良い言葉を声に出して打ち消す。

もっとも出し易いのが

「ありがとう」

という感謝の言葉です!

念や言葉は使い方を間違えると怖いですが、正しく使うと良い事ばかりおきます。

しかも日本語を使える幸せ。本当に幸運です。

写真ですが、会社の近所で力強く生きていたのを収めました:

2018

朝の八広駅で咲いていました。

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野菜でしょうか?マンションのコンクリート割れ目に。

簡単に抜いては行けないような、気高い精神性を感じます。

今日も読んでくださりありがとうございました。

2018年10月 9日 (火)

脳の構造①

おはようございます。

今週は脳について考えてみます。

人間の体を大きく二つに分けると、脳とそれ以外の部分に分かれると思います。

脳以外の「体」は、病院でいえば「眼科」「歯科」「胃腸科」などと、それぞれの部分の専門科があり、

なんとなくその構造が分かりやすいです。

当然「脳」の専門科もありますが、「脳外科」では、脳の怪我(出血等)を治す)のが主で、

「脳神経科」もありますが、脳の機能の一部を見ているだけで、体のほかの部分と比べると

圧倒的に未知の部分が多いです。

例えば、男女の脳を比べると、左右の脳をつなぐ「脳りょう」の大きさが全然違うそうです。

女性の方が圧倒的に大きく、男性は小さい。

これを自分なりに解釈すると、

女性の方が左脳の理論と右脳の感受性のやり取りが素早くできる。

逆に男は左脳の理論を突き詰めていくか、

右脳の感受性をフル回転させた芸術活動に没頭する。

どちらが良いというのではなく、「違う」のです。

脳が体を動かしているのですから、わかりやすい男女の体の特徴の違いより

脳りようの違いの方がはるかに大きいといえるかもしれません。

差別意識ばかり先行させ、あげくに「男女平等、男女同権」と旗を振ろうとしても、

互いに違うのですから、お互いを認め合い高めある教育こそが良い世の中を作ると思います。

明らか分かる、脳の仕組みの一部だけでもこんなに不思議な違いがあります。

当然同じ性の中でも差異はあると思いますので、みんなそれぞれ違うと認識することが重要です。

特に組織を束ねようとするときは、

「同じ人はいない」

という前提に立たないと、まとまりがつかなくなってしまいます。

そしてリーダーは自分の特性(性格)を見極め、脳を柔軟に切り替えて使う訓練をしなければいけません。

これは

「仲間の気持ちを思いやり、導く」

という能力を磨くことにつながります。

この能力は、上達させるのはとても難しいです。

偏差値教育で磨かれるものではありません。

これは直感ですが、これを磨くことができるのが日本の「武道」のような気がします。

武道は決して人をやっつけるためにあるのではなく、自分を磨くために稽古を積みます。

週末は鹿島神宮古武道大会に、先生、先輩の応援に行きました:

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各団体が、それぞれの技を稽古で鍛え伝統を守り、神様の前で演舞する。

とてもすがすがしい時間を過ごすことができました。

神社とは本当に不思議な力を持った場所だと思います。

こんな風景を見ていると、時代を一気に超越して過去に戻ったかのような錯覚を覚えます。

Photo_2

きっと脳のどこかに記憶されている思い出がよみがえるのでしょう。

脳の話、来週も続けます。

今日も読んでくださりありがとうございました。

2018年10月 1日 (月)

レーシングカー マツダ787B からの学び

おはようございます。

昨夜は台風の影響で眠れなかった方も多いのではないでしょうか。

前回ほど大きな被害がなかったようで、少し安心しています。

今朝は通勤路に、オレンジ色のじゅうたんが敷かれていました。

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風によって咲いたばかりの金木犀の花が散ってしまったのですね。

東京は台風一過で暑くなりそうです、頑張っていきましょう!

さて秋分の日振り替え休日、中三の長男も予定がないという事で急遽ドライブに行きました。

お互い車が好きなので、前夜に関東周辺のサーキットを調べていたところ

富士スピードウェイで「マツダフェア」をやっていて、レースもあるという事で行先決定!

富士スピードウェイは富士山の裾野、御殿場にあります。箱根の入口。

凄い遠く感じますが、今回は出来たばかりの外環を使い、家から五分でもう高速。

途中休憩しても2時間で到着。

外環ができる前は高速に乗るまでに30分かかることもありましたから、本当に便利になりました。

良く調べないで行ってしまったのですが、今年はRX-7(スポーツカー)誕生40周年。

駐車場もマツダ車だらけ:

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その記念で、かつての名車やチューニングカーの走行会もあり

その他様々なイベントも開催されていました。

初めての本格的サーキットでしたが、気持ちの良いところです。

富士のストレートは1.5kmもあり、かつてはF1開催されたサーキットで最長でした。

レースはロードスターで行われましたが、200km/h以上は出ていた感じです。

ここからが今日の話の肝です:

マツダには世界最高の音を出すレーシングカー767B、787Bというマシンがあります。

767

この日はその二台の全力走行が見られました。

デモランと書いてあったので、少しエンジンふかしてパレードみたいな感じを予想していましたが、

実際にはレースモードの走りでストレートは2台とも300km/h出ていたと思います。

しかもその状態で10周近く。痺れました。

話には聞いていましたが、すごいサウンドです。

ストレートを駆け上がってくると、遠くから聞こえるその甲高くきれいな音に鳥肌が立ちます。

本物のレースカーの音です!

この車たちは世界最高峰のレース「ルマン24時間」に出たもので、

787Bは日本勢として初めての優勝をしています。

原爆を落とされ焼け野原になった広島の車メーカーが世界を制する。

世界的にも大ニュースになった出来事です。

このエンジンを作り上げた方の講演会がありました。

787_2

来年定年と仰っていましたが、今担当しているレシプロ(普通ガソリンエンジン)ではなく、

もう一度ロータリーを担当したいと仰っていました。

そして若い時の苦労が本当に役に立っているとも。

特にマツダ車が好きというわけではなかった長男も、レースカーの音とロータリーエンジンの話で

すっかりマツダのスポーツカーの虜になっていました。

真剣に取り組む大人から、理屈ではなく圧倒的な物があることを学ぶ。

皆レーシングカーが好きで、真剣に話し、整備している姿は美しいです。

誰しも自分の怠け心が恥ずかしく思う、圧倒的な現場です。

そして自分もそこに近づきたいと思う。

そのために積極的にいろいろな事を学ばないといけないと気づく。

責任を負い、使命を果たす。カーレースのような派手さは無くても仕事は皆格好良いものです。

それこそ「ワクワク」の本質で、それを教える事が何より大切です。

似ているようで全く違うのが、子供に自信を持たせるという教育です。

子供が持てる自信は、とても限られた範囲での自信だと気づけなくなってしまうからです。

お手軽な自信を育んでしまうから、少しの困難で挫折して立ち直れなくなる。

それは親の責任です。

それより自分の可能性に気づき、ワクワクしながら勉強することが大切です。

大人はその手本を示さなければいけません。

体というマシンを操縦するドライバーが自分です。

いくら体に可能性があっても、性能を引き出せるかはドライバーにかかっています。

オーナードライバーとメカニック:

767_3

皆良い顔をされています。

今週もアクセル全開でよい音を出して行きましょう!

いつも読んでくださりありがとうございます。

2018年9月25日 (火)

長寿社会

おはようございます。

週末は春分の日で15夜。東京ではきれいな月を見ることができました。

先週の続きを書きます。

敬老の日の報道で、福岡のおばあさんが115歳で国内最高齢という事で

知事にお祝いされていました。

最高齢という事は、先輩が一人もいないという状態です。

最高峰の山を極めて、後は見下ろすだけといったすがすがしい感覚でしょうか。

全く想像つきません。

ご本人は自分の足で歩き、おやつを日に三回楽しみ、炭酸飲料や特にカフェオレがお好きとか。

節制とは正反対の様ですね。やはり楽しむことが大切です。

そして極め付きは

「まだ死ぬ気がしない」と。

神の領域に近づいていらっしゃるのかもしれません。

別の方向から寿命を考えると:

115歳は特別な例として、90歳を超えればほぼ同期の友人はいなくなるのではないでしょうか。

特に男は。

今世界では戦争状態にあったり、天変地異で苦しんでいたり、

逆に日々の生活を楽にする新しい技術が生まれたり…

世の中の人は苦しみ抜き、そしてたまにほっと一息つきつつ生活してます。

色々なことが起きていますが、今から90年後にはなんと

生まれたばかりの赤ちゃんを含めて、今地球上にいる人はほぼ皆存在していないんです。

理屈で考えれば、体には寿命があるのですから当たり前のことですが、

実感が湧きずらいのではないでしょうか。

この考えを進めていくと、

次の世代をより良くするには、より若い世代に自分の持っている知識や技能を

教えていく事が何より社会的に貴重で、個人的にも大切で価値ある仕事だと気づきます。

組織のリーダーにとってはそれが義務です。

そしていつも書くように、女性が安心して子供を産み育てる安定した社会がすべての前提です。

男はどんなに頑張っても子供を産むことはできないのですから、その分女性に追いつく為に

必死に良い世の中を維持するように頑張らなければいけないんです。

理屈ではなく本能で。

「責任を果たす」

とは、このサイクルを守るために自分を高め続け、その貢献ができることを指します。

良き人生を送る秘訣とは:

人を育てる、これこそが人生で最大の楽しみと気付けるかどうかです。

写真ですが、月の写真を載せるべきでしたが撮り忘れ。代わりにきれいな夕日を:

Photo

今日も読んでくださりありがとうございました。

2018年9月18日 (火)

代々つないで行くという事

おはようございます。

週末は敬老の日でした、親や先祖に感謝する日なので、

タイトルの内容について考えました、今日もよろしくお願いいたします:

9月初めのブログに、今期は68期と書きました。

それは株式会社として登記されてからで、創業という意味では来月10月で83年目に入ります。

現社長で4人目の社長。

創業してすぐに開戦、戦後の激動期を経て高度成長~バブル経済、そして崩壊。

その間日本各地で繰り返し起こる天災…

情勢は刻々と変わります。

経営でいえば、攻めるべき時/守るべき時が目まぐるしく変わっていきます。

守るべき時に攻めてしまえば、会社業績はあっという間に悪化してしまいますし

攻めるべき時に守れば、競合する会社に飲み込まれてしまいます。

そう考えると、組織が長く続く事は普通ではないと実感します。

経営者の資質とは、

例えば皆様の思い浮かぶ戦国武将が、現代にいたら。

果たして今から更に200年後の人が思い浮かべるような偉人になっていたでしょうか?

もちろん徳川家康の様な特別な偉人は、現代でも活躍していたと思いますが、

例えば戦国時代と現代では時代の前提が違いすぎます。

逆に当時であれば埋もれていたような人が現代では若き経営者やスポーツ選手として

現代のヒーローになっています。

時代によって、求められる資質というのは少しづつ変わります、

個性的能力に対する評価軸が時代ともに変わって行くのですから。

会社を長く続かせるという事は、一時的なヒーローであってはいけないのです。

攻め/守り両方の使い分けを瞬時に気づき、実行できる。

よって「朝令暮改」とは悪い意味ではなく、本当は前向きにとらえるべき良い言葉なんです。

物事に固執してしまえば、会社はあっという間になくなってしまいますから。

昨今様々な組織でパワハラ問題が取り沙汰されていますが、

その組織がいろいろな意味で現在「豊かな」のであれば、

それはパワハラではなく先週書いたストレスの可能性もあるのではないでしょうか。

自分本位の屁理屈ばかりで弱すぎると、指導を受け入れる度量が無くなってしまいます。

実際には「豊か」ではなくなったから、隠れていた色々な問題が噴出してしまうのですが。

企業経営では、いろいろな問題を例えば「家訓」のような形で次世代につなぐことは、

その組織を永続させるためにとても大切なことだと思います。

自分が初めて経験する困難でも、前の経営者先輩たちは経験し、乗り越えているからです。

これは企業経営に限ったことではなく、日々の生活においても同じです。

家族で食卓を囲み、いろいろな話をする。

子供の悩みを親が気づき、それとなくアドバイスをする。

子供が大きくなれば、自分から悩みを打ち明けることもあるかもしれません。

この様な一見普通の、安心した会話の繰り返しが確固たる自分を作り上げていきます。

当然「育てる」という意思と結果責任を負う「覚悟」がない場合は、

自分がされて嫌なことは人にせずに、ただ甘やかしてしまいます。

これを「優しさ」ととらえれば、耳障りが良く、お互い楽ですが、

考えることから逃げた上での過保護は増長を生むだけです。

人を指導するという事は、本当に難しいことです。

まず、自分に人を指導する資格があるのかを自問し、もしなければまず自分を大きくし

どんな課題も受け流せるようなしなやかさを持たなければいけません。

歴史をつなぐ大切さを考えましたが、結論はいつも自分に返ってきます(笑)。

頑張ります。

写真ですが、まさに歴史をつなぐ行事に欠かせない物:

2018

お神輿。

身近に豊かな神様を感じられる日本は、本当に素晴らしい国です。

今日も読んで下さりありがとうございました。

2018年9月10日 (月)

ストレスについて

おはようございます。

台風に地震、大きな災害が続いています。

いつも一番困難な場所にいて、命を救おうとしてくれているのは自衛隊の方です。

本当に頭が下がる思いです。

天災は避けられませんから、来ることを前提に国づくりをしていかなければいけません。

まず一人一人がきちんと働き、税金を納める。

周りで起こることは全て、他人事ではありません。まず自分から律するしかありません。

タイトルについてですが、72時間というNHKの番組を見ていた際にこんなシーンがありました。

24時間オープンしている川崎の釣り公園で3日間の撮影開始。

そこに定年退職して、毎日好きな釣りをしているという男性が居ました。

仕掛けを自作したりして本格的な釣りです。

その方に

「毎日好きな事ができてよいですねー」

と声をかけたところ、意外な返答。

「傍から見ればそう見るだろうね、だけどつまらないものだよ」

「だってストレスが無いから」と。

一瞬聞き間違えたのかと思い巻き戻して見ると、確かにストレスが無いからつまらないと仰っています。

現代はストレス社会で、どうやってストレスを取り除くかという事が皆の関心事の様ですが、

この方にとっては全く逆。

そうなると「ストレス」という言葉の定義を考え直さなければいけません。

個人的にはカタカナ言葉はすべて人を惑わすものだと思っていますので、なおさらです。

(分かったようなふりして使ってしまい、思考能力を奪う。リーズナブルやエビデンス…)

ストレスは

「圧力、圧迫、それらに引き起こされる精神的、肉体的負担」

「取り除くべきもの」

というのが一般的の様ですが、この解釈でおじさんの言葉を理解すると、

全くおかしくなってしまいます。

「取り除くべき精神的、肉体的負担が無いからつまらない」と。

それではあまりに極端な性格の方の様です。

ご本人はいたって平穏な普通な方ですから。

そこでこういう解釈を加えます。

ストレスとは、

「社会からの期待」

と。

社会から何も期待されない存在。それはとても怖いことです。

誰にでもこんな経験があるのではないでしょうか:

会社の上司や学校の先生からの一見無茶な指示、

苦しい時間を過ごして逃げ出したくもなるが、

期待に応えるべく頑張ってできるようになる。

すると自分の成長を実感できて、爽快ですらある。

期待とは、指示する方の祈り、願いが込められているからです。

この様な場合において、ストレスとは人を成長させる素晴らしいものという側面もあるのです。

そして自分の成長とは、他者からの

「ありがとう」

という評価で深く結実します。

言葉の奥深さ、面白さを感じます。

特に日本語は魂性強い言葉だと思いますので、丁寧に使わなければいけません。

写真ですが、この時期よく見る草です:

Photo

セイタカアワダチソウ。雑草と呼ばれ抜かれてしまいます。

よく見ると、この植物凄いです。2mはあろうかというほど高いのに、細い茎のみで上部の

花になる部分を支えている。強風もしなやかにいなしてしまう。

雑草として抜いているのでわかりますが、根も浅いんです。

この構造物を人間が作ることはおそらく無理だと思います。

これを書くために調べたら、この植物は雑草ではなく地中の毒物であるカドミウムを吸収したり、

乾燥した物を煮出すことで、皮膚の炎症を押さえアトピーにも効くとか。

貴重な植物です。

無知とは怖いものです。

今日も読んでくださりありがとうございました。

2018年9月 3日 (月)

かつての就職活動②

おはようございます。

今日から日向工業は68期に入ります。

67期は売り上は前期比プラスで、引き続き利益も確保できました。

お客様のご支持のもと、従業員が頑張った結果です。

今期も従業員一同、ご期待に沿えるように頑張っていきます。

引き続きのご指導よろしくお願いいたします。

先週の日記ですが、間違いがありお客様に指摘していただきました。

卒業は94年ではなく、95年。あと会社名ははっきり書かない方が良いとも。

配慮が足りませんでした。

ご指摘いただけることは、感謝すべきことです。

お気づきの点や疑問点があれば連絡いただければ嬉しいです。

就職活動に続きですが、技術系専門商社(そして大手に属さない独立系)に的を絞ったところ

思わぬ壁が立ちふさがりました。

現在は一部上場会社のM社を受験したところ、同じ学科ののY君も受験している!

Y君とはバランスの取れた良い男で、当時彼には敵わないと諦めの気持ちを持ったのを

今でも覚えています。

そして予想通り敗退。

新卒を募集している、それなりの大きさの独立系専門商社は数が限られます。

当時は空き地だらけの新横浜駅前にI社という会社があり、ここも条件良かったのですが

当時から英語能力を評価の基準にしており敗退。

周りは就職が決まるか大学院進学に絞っており、そろそろ後が無くなってくる時期でした。

あきらめムードの中、届いた雑誌を見ていると地味な広告に目が留まりました。

「あまり知られていない会社ですが、結構すごいことをしているのです」

というようなコピーで並んでいたH社です。

広告でそういうくらいですから、当然私も知りません。

ハガキを出したところ、会社案内を送ってくれました。

同じ研究室の友人には

「この社長ちょっと怖そうだよね」

などと話していましたが、まさか一生の恩師になろうとはこの時は全く気づいていませんでした。

入社試験に臨むと、筆記試験合格。

人事の方に話をお聞きして、すぐに役員面接。

この面接がちょっと変わっているというか、いわゆる雑談。

「僕たちは面接慣れていないから、好きに話してください」

と役員の方に言われ、好きに話していると時間終了。

そしてあっさり?合格でした。

H社、今では一部上場企業で就職倍率も大変なことになっているそうです。

きっと今なら入社できていません、縁があったのですね。

入社して気づいたのですが、先に書いた第一志望だったM社とは業務内容が似ており、

業界では並んで有名な2社でした。

就職活動への取り組みが積極出来だったM社と、数年新卒採用をしておらず自虐的?なH社の違い。

学生の自分は偏った情報からしか判断できないので、

会社の本当の価値より広告の派手さで判断してしまいまっていました。

あえて言うなら英語が必須のI社も被る会社で、どっちが良いという比較はできません。

実際これらの会社の中では人の移動も結構あり、自分のすぐ上の先輩もH社を辞めてI社に行ったりしていました。

専門商社の面白さは、初めに担当するアイテムでその後のサラリーマン人生が大きく変わる事でしょうか。

例えば、海外製の特別な機械があったとして、それを売るためには何年もの勉強が必要だったりします。

一台売れれば数億円とか普通にありますから。

反面一般向けの半導体を担当すれば、一個数十円とかもざらにあります。

こちらは深い商品知識というより、在庫を切らさないこと、デリバリーにミスがないことが重視されます。

欠品しそうになると、数百円分の商品を飛行機でハンドキャリーすることも。

どちらが良いという事はありませんが、就職が決まってからの配属の運というも大きいです。

同期には、転職活動をしていないのに扱う商品の代理店が変わり移籍する人もいました。

(例:H社取り扱いのAという商品が、Aジャパン立ち上げで移籍するとか)

学生は会社に就職しようとしますが、社会に出ると自分の役割がはっきりします。

総務部門に配属された人が、年数を経てから研究職に行くことはまずないですから。

会社名より具体的な職種、初めてであった職種が重要です。

専門商社は自分の扱うアイテムにより、役割がはっきりしていて自分に合っていました。

今はプレス品を基本に営業をしてる日向工業、まさに一緒です。

就職活動を通じて感じたのは、やはりオーナー企業は色がはっきりしていて強いと。

オーナーの力に引っ張られて、従業員にも一体感があります。

先週書いた超大手系列の専門商社と、創業オーナー率いるH社ではまったく雰囲気が違いました。

従業員の多い少ないは、ほとんど関係ありません。

昨今、かつては超安定企業だと思われていた最大手企業の経営危機があったり、

信じられないようないろいろな不祥事が報じられたり…

それらはほぼ強力なオーナーが不在な会社ではないでしょうか。

自動車業界でも電機業界でも、海外から来た経営者が経営危機に陥った会社を救うのが

何か当たり前のように報じられています。

経営者の力の大きさ、責任の重さ。そして会社文化を創り出す原動力となるすごさ。

もし経営学を学ぶのであれば、まさしくこの様な事例を社会人が学ぶべきです。

書いていて自分の責任の重さを痛感します。

H社とは退職後もお付き合いいただき、取引口座も開いてもらって現在も共同開発案件があります。

有り難いことです。

日々努力していきます。

写真ですが、秋は確実にやってきています:

2018

今朝の通勤路です。

人間は人工的に作り出した時間に縛られて生きていますが、

自然はもっとおおらかな時間の中で生きているのを感じます。

今日も読んでくださりありがとうございました。

2018年8月27日 (月)

かつての就職活動①

おはようございます。

先週は家族の旅行日記にお付き合いいただきありがとうございました。

その前の週に

「これから就職活動をする人へ」

というブログを書きました。

きっと、

「自分はどうだったんだ」

と聞かれると思いますので、今週書きます。

1995年大学卒業だったのですが、不景気でした。いわゆるバブル崩壊の本格的な始まりの年です。

数年上の先輩方は、逆にバブル景気。自分が高校生の頃がピークでしょうか。

今も学生は就職がしやすいと言われていますが、先輩はその比ではなく就職活動は楽だった気がします。

山高ければ、谷深し。僕らはまさにその谷にいたんですね。就職氷河期と称される時代です。

ただ当時は、携帯電話はもちろん、インターネット通信すらも普及しておらず、

情報の悪影響を受けずに各自前向きに頑張っていたと思います。

就職活動の主なツールは、ずばり

「ハガキ」

でした。ポストはいつもリクルートからのハガキでいっぱいでした。

一緒に送られてくる雑誌で内容を調べ、ひたすら企業にハガキを送る。

方法はそれのみと言っても良いです。今の学生が聞いたらびっくりするでしょうね。

情報収集で就職セミナーに行ったりもしますが、理系学生はあまり行っていなかった気がします。

後はゼミで企業訪問をしたり先生が紹介してくれたりします。

金属工学科だったので、覚えているのはA社(アルミ精錬メーカー)とK鋳造。

実は、両社とも印象が良くなかったん

A社は案内してくれた方が

「アルミは電気を食うので日本には工場は残らないかも…」と元気がないですし、

先生を信用していなかった僕らは、就職活動失敗し続けると

「あいつはK鋳造だな」

などと冷やかしていました。

いまやそれらのメーカーは優良会社として有名です、

(先日もK鋳造さんのセミナーに行ってきました)

学生だった自分は何も知らないです。

訳の分からない雰囲気で判断していました。先生ごめんなさい。

自分はいつかは日向工業に入ると考え、営業を志望し皆と違う流れで就職活動をしていました。

先ほど書いた就職セミナーにもよく行きました。

「理系応募可能な営業系職種セミナー」

というと理化学機器販売をする商社が多いのですが、たまに金融系の会社もあります。

今ではいわゆるノンバンクは過払い金請求で全滅状態ですが、

当時は勢い有りました。

提示される給料が違うし、パンフレットや看板がとにかく金色!

キンキラキンでした。

そこで一人の説明員の方と、長くお話しさせていただきました。

色々話をした最後にこう言われました:

「君はこの業界を志望するべきでない」

と。今となってはどういう意味か分かりませんが、とても強く印象に残っています。

もう一人印象深いのは

超大手商社系列の特殊機器販売商社でいわれた言葉:

「人事には君とは何でも話してよいって言われているから、本当のことを教えてあげよう」

「この会社は上司が天下りばかりで、入っても出世するのは本当に難しいよ」

「出来れば入らない方が良い」

と。もう役員面接を残すだけだったので衝撃でした。

今考えれば、なんて素直に話してくださったんだろうと感謝しますが、

当時は逆に反発しました。

「この人は出世できないからひがんでいるんだ」、と。

ここでも学生だった自分は何分かっていませんでした。

それから10年くらい後、その会社は系列に吸収合併されて消えていきました…

就職活動は、学校はもちろん、バイト先とは違う立場で世の中で活躍されている方と話せる、

とても貴重な経験をさせてもらったと、今でも感謝しています。

ただ、周りの友人の就職先が決まっていく中、自分はなかなか決まりませんでした…

ちょっと長くなりそうなので、続きは来週書きます。

写真ですが、週末に宇宙人に遭遇しました!

昨日が「うを座」と重なる満月だったそうで、悲しみが癒えて好転していくとか。

そんな日には未知との遭遇があるのですね!

Photo

遭遇場所は、松戸南部市場。

小さなエイでしょうか。

今日も読んでくださりありがとうございました。

2018年8月20日 (月)

2018 夏休み

おはようございます。

先週は金曜のみ出社日で、順調にプレス機動いています。

会社にいてプレス機の音を聞いている方が、何だか体調が良い気がします。

今週のブログは、完全に旅行記です。その分先週は一生懸命書きましたので

未読の方は読んでいただければ嬉しいです。

今年の夏は異常に暑い日が続きました。

名古屋の方は最高気温35℃だと涼しく感じるとおっしゃいますし、

週末に会った東京の大学通うフィンランド人は、国に帰ったら2週間30℃の日が続いたそうです。

フィンランドは北極圏にある国ですよ!

もちろんクーラーを持っている一般家庭などありません。国民皆疲れていたそうです。

自分も、金曜に日が変わってから帰宅したところ

「今日はずいぶん涼しい、寒いくらいだな布団をかけよう」

と思い、ベッドサイドの時計の温度計を見ると26.8℃。熱帯夜でした。

体内温度計がくるっています。

ということで?避暑に両親と奥多摩旅行に行ってきました。

山のふるさと村という、東京都で管理している場所でケビン(山小屋)に二泊。

魚のつかみ取り、ダム見学、BBQ、などのんびり過ごしましたが、

初体験の行事に皆で参加しました。

蕎麦打ち!

テレビでよく見ますが、自分でやるのは初めてでした。

Photo

そば粉7:小麦粉3、卵入り。

自分でやってみると、思ったより硬いというのが息子の感想。

その後伸ばして、皆で少しずつそば切り包丁で切っていきます。

係りの方が手伝ってくださることもあり、順調に進んでいきます。

そして完成:

Photo_6

とてもおいしく、6人でおなか一杯。

こんにゃくもついて2,500円!ふるさと村おそるべしです。

蕎麦好きな方はぜひ行ってみてください。

奥多摩からの帰りに、20年ぶりに払沢の滝に行ってきました。

滝に近づくと気温も下がり、本当に気持ち良いです:

Photo_4
駐車場から約20分の道中、20年前を思い出してきました。

ただ前には気づかなかった、こんな風景に心を奪われました:

Photo_5

滝の少し下にある、沢です。

景色のバランスに心安らぎ、冷たい水が気持ち良いです。

もちろん景色自体は昔もあったのでしょう。

自分の感じ方が変わったのだと思います。

同じ場所に行っても、かつては全く気づけなかった景色に気づくことができる。

これは対人関係にも言えるかもしれませんね。

「世界はいつも変わらずそこにある」

「自分が変わることで世界が変わる」

当たり前のことですが、大切なことに気づかせてもらいました。

今日も読んで下さりありがとうございました。

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