2017年9月19日 (火)

ガガーリン記念文化公園(旧豊原市民公園)

おはようございます。

週末は3連休の方も多かったと思いますが、ちょうど台風が通りすぎ計画が変わった方も多かったと思います。

今朝サハリンでその台風も消えたそうです。

以前であれば全く反応しなかった天気情報でしたが、

行ったことのある土地だと、妙に気になるものです。

今回はユジノサハリンスクにある、公園を紹介します。

かつては王子ヶ池と呼ばれていた湖。

おしゃれなカフェや足こぎボートがある心地よい湖です。

手前の本格的な線路は、観光列車の物です。

Photo_4

公園も整備拡大中で、もう少しすると立派な陸上競技トラックが完成しそうです:

Photo_6


宇宙飛行士ガガーリンの名前を冠した公園故か、回転遊具が多いです。

それもとても無茶なまわり方をして、引く程です。

色々な方向にぐるぐる回るか、とても速く回るか。

ちょっとシュールなこんな遊具も:

Photo_5
カンガルーのお母さんのおなかに入り、真ん中の豹から逃げるという構図でしょうか。

逃げつつもお母さんはボクシングで相手を威嚇しています。

そして、中でも一番目立つのが、これです

遠くから見てもびっくりする程高くて目立ちます:

Photo

とんでもない高さまで上がり、すごい速さで回ります。

後楽園にも同じような遊具がありそうですが、その3倍は高く、且つ速く回ります。

回転中の座席を拡大するとこんな感じです:

Photo_2

鎖が切れたら、間違いなくあっちまで行けます。怖くて手は離せません。

まず子供らをのせて様子を見てから、自分も乗ってみました。

上空は風が強く吹き付け、景色が開け、下を見ると足下に何もなし。

支えは細いシートベルトのみ。それがすごい速さで回転します。

若干の機械への信頼性の欠如もありますが、それを心配すると怖すぎるので

気づかない事にしました。

それでも足がすくんで、きれいな景色どころではありません。

良い経験になりました、が。実はここで事件が起きていました。

始動前に待っているときはこんな感じなのですが:

Photo_3
バランスよく離れて座り、そこそこの人数になったら始めるというスタイル。

まだ誰も居なかったので、家族と離れて着席。

だんだん埋まり、最後は前後にロシア人カップル。

男性はプロレスラーの様な体格、女性はミニスカートで派手!

やっと始まりと思ったら…

係員と一人の派手なおばちゃんの客が何か話だし、その後係員が携帯で何か話し始めました。

すぐに終わったのですが、係員がどこかへ行ってしまいます。

その間10分くらいボーッと座って待っています。

トイレにでも行っていたのかなとも思いましたが、責任者風の人を伴って帰ってきました。

2人でそのおばちゃんの元に行き、何か話し始めます。

思い返せば、そのおばちゃんおかしかったんです。

チケットを渡さずに自分から席に座っていたんですよね。

「私は政府の幹部の知り合いだから、乗せなさい」

みたいな感じでしょうか。

責任者が来て解決!と思ったらあっさりあきらめて帰ってしまいました!意味なし。

最初はイライラしましたが、もうそこからは劇を鑑賞しているかのような気分で、

ロシア人の行動を見ていました。すでに15分以上は経過しています。

観察してみると:

当事者同士も、争っている感じではなく何か冷静に話しているのが印象的。

客も静かに座って待っています。間違いなく非日常ですが冷静。

でもこのままではこう着状態。そしてついにプロレスラーがベルトを外しておばちゃんの元に!

力ずくで下すのかと思ったら、係員同様静かにおばちゃんと話し始めました。

これには驚き。両者声を荒げることなく5分くらい説得していたでしょうか。

ついにおばちゃん、降りましたよ。しかも堂々と。

そして何もなかったかのように、遊具は動きだしました。

この冷静さにはカルチャーショックを受けました。何がそうさせるのか、謎です。

思いがけない事で、その国に住む方のレベルを知ることが出来る。

もちろん、ユジノサハリンスクは特殊な場所だとは思いますが良い経験になりました。

次回はいよいよ旅行記も最終回でまとめようと思っています。

今日も読んでくださりありがとうございました。

2017年9月11日 (月)

サハリンの食

おはようございます。

今日は今までの旅行記を読んでいただいた方から質問いただいていた、食事について書きます。

ロシア料理はあまり一般的ではありませんから、イメージしづらいと思います。

ボルシチ(肉シチュー)やピロシキ(肉詰めパイ)が有名でしょうか。

実際今回の旅行に際し、食は北海道で堪能と決めていてサハリンには全く期待していませんでした。

しかし、期待していた北海道は、お盆の時期でどこも大混雑。

3000円のうに丼を食べるのに1時間待ち…あきらめてコンビニでおにぎり買いました。

二泊の北海道で、北海道らしい食べ物はドライブインで買ったトウモロコシだけ。

これはとんでもなく甘くておいしかったですが、食事というよりおやつ。

さて、サハリンの食はどうだったでしょう。

結論はなんでも美味しかった!

例えば、下調べなしで入ったこのレストラン:

Photo

内装は:

Photo_2

個室に通してくれて、英語メニューがあり、お姉さんも英語を理解してくれます。

ここで食べた食事はどれも美味しかったのですが、いつもの通り食事を撮る習慣が無いので良い写真がありません。

唯一撮ったのが:

Photo_4

赤キャベツのスープ、ネギ添え。

野菜の健康的な甘味がおいしく、子供たちもぺろりと。

一番おいしかったのは、チキンの大きな揚げ物。あっという間に消費して、こんな写真しか残っていませんでした。

Photo_5

きれいな写真ではないので小さ目にしました。

子供たちが群がるように食べてしまったことからも、その美味しさを感じていただければと思います。

料金は一人2,000円位だったと思います。

もう一軒のレストラン、こちらは領事館の方の推薦でご一緒させていただきました:

山小屋風です:

Photo_6

この店で美味しかったのは:

Photo_7

黒パン!ガーリックたっぷりなんですけど、子供でも食べられる絶妙な感じ。

サラダも新鮮で美味しかったです。

メニューはこんな感じです。大体千円弱です。

Photo_16

どれも美味しそうで、制覇したくなります。

ちょっと不思議に感じたのは、このメニューをめくっていくと韓国料理のページがあります。

豆腐チゲとかチヂミとか。

後で調べると、ロシア侵攻当時日本人扱いだった朝鮮半島の人々が、そのまま現地に残ったそうです。その数、二万人以上。

その他戦後に朝鮮半島から渡ってきた人も1万人以上。

日本人は多くがシベリア開拓に送られていったそうです。

レストランのメニューから知らない歴史を学べます。

その他軽食類は:

普通においしいピザやさん。お姉さんと目が合ってしまいました:

Photo_9

スーパーで買ったカップラーメン。余裕で完食できる味でした。

Photo_10

子供らは日本製のカップラーメンを買おうとしていたのですが、値段を見てびっくり。

1,000円以上します。せっかくの海外で日本製、しかも1,000円は有りえないので却下してこれに。

200円位だったと思います。

そして公園で食べたシュラスコ:

Photo_11

待っているときに撮った写真しかないのですが、野菜もたっぷりでとにかく大きくて美味しい!

500円位でしたが、大人二人でやっと食べきる大きさでした。

ロシアはアイスがおいしいという事前情報で買ってみました。こんな感じ:

Photo_12

ちょっと独特な触感です。空気が多く含まれた(軽い)、とても濃厚なバニラで

あっという間に溶けていきます。きっと冬に食べるとちょうど良いのかと。

最後はドロドロで、冷たい練乳をなめている様な感じになります。

一番楽しかった食事は、毎夜(3日間全日)の部屋での宴会でした。

ちょうどホテルの前に小さなスーパーがあり、パンや惣菜(イワシやサーモンの燻製、チーズ)が買えます。

子供も交じって大騒ぎ:

Photo_14

最後の写真はやっぱり北海道の食を。

帰りは船で稚内着後、2時間後には飛行機が出るスケジュール。

しかしこの日は海路が追い風だったそうで、予定より一時間くらい早く到着。

最後の食事を全員でとれました。稚内港の地元民が集う食堂でやっとありつけた海鮮丼!

Photo_15

1,800円位でした。イカが新鮮でおいしい!

イカの不漁が続いていますが、稚内だけは大漁で全国から漁船が集結していました。

港は3重駐車(船)といったにぎわい。

余談ですが、イカ漁は暗くなってから行うので昼間は近所の大型パチンコ店が満員でした。

稚内についてすぐにその異常な光景にびっくりしましたが、理由がわかり納得です。

旅行において食は大切です。

まさかサハリンでこんなにおいしいものを食べ続けられるとは思いませんでした。

やはり実際に現地に行き、色々と体験することは大切だと思います。

今日も読んでくださりありがとうございました。

2017年9月 4日 (月)

ユジノサハリンスクの様子

おはようございます。

しばらく旅行記にお付き合いください。

前回の続きです。サハリン/コルサコフ港からはタクシーで直接ホテルに入りました。

一時間弱飛ばして、タクシー代は2,000円ちょっと。安いです。

ホテルは、友人チョイスでストロベリーヒルズ。

三泊でルームチャージ総額2万円程度の宿だったので、期待せずに到着。

するとどうでしょう、日本の~ヒルズと違い、本当に丘の上にある別荘地の中心にあるホテルでした。

部屋からの眺望:

Photo

目の前にある小さな小屋はセキュリティゲートで、用事が無い人は入れません。安全。

バスの終点(15分おきくらいに来る)でもあるので、特に出かける時に便利でした。

その横には生活雑貨や食料等が売っている素敵なお店もあり、これもとにかく便利。

毎夜の三家族での宴会に大活躍でした。

ホテルの前には、小さな公園があり子供たちはおおはしゃぎ:

Photo_2


Photo_3

地元の子供たちも居ましたが、我々の勢いに押され気味でした。

その後バスで市内に向かいました。ここで驚きの光景が。

バスの運転手さんは誰もがとても親切、こちらがロシア語を話せなくても一生懸命話を理解しようと聞いてくれます。

またバスの中では当然のように年配者に席を譲る地元住民。

途中からはかなり混んできましたが、みなゆったりした気分で乗っているのを感じました。

この旅全般に言えることかもしれませんが、地元の人たちにとってはとても貴重な短い夏。

みんなウキウキしていたのかもしれません。

そうだとしても、渡航前には思ってもみなかった光景です。

「日本はこんなにすごい」

というTV番組を見ている間に、世界に抜き去られている恐怖を感じます。

特に若い人は世界を知るべきです。

市内中心部までは約20分。景色を見ながらあっという間です。

景色の中で特徴的なのは、スポーツ施設の充実。遠くに見えるスキー場、立派なスケート場、

そして建設中の競技場。投資が活発です。

市内では博物館や公園を徒歩で巡りましたが、気候と相まって快適に過ごせた理由がこれです:

Photo_4

Photo_5

Photo_6

歩道が広い!ベビーカーが全く苦になりません。

冬場は氷に閉ざされる場所故、自転車がほとんど走っていない事も歩きやすい理由。

中心部の歩道はどこもこんな感じで、とてもきれいに整備されていました。

先ほどのスポーツ施設への投資や街の整備(工事中の場所が多いです)、

ロシア政府がこの場所へかなり力を入れている事がわかります。

色々な補助や優遇措置(大学進学とか)で、この地に人を誘致しているのだと思います。

少し前までは、天然ガスプラント開発が活発(サハリンプロジェクト、今は商業運転開始しています)で

そこに携わる日本のエンジニアや商社員が多く渡航し、逆にプランと従業員の稚内への渡航・曝買があったそうです。

経済的基盤が整ったこれからは、本格的な町の整備に入っていく段階に入ったのを感じます。

新しい街なので、スラム街の様な場所は無いのですが、やはり中心部と周辺部の差は感じます。

例えばスーパー。中心部はこんな感じ:

Photo_8

おしゃれな人がいっぱい、駐車場には高級車。

トヨタやレクサスの4WDがとても多いです。

中も綺麗に整備され、お惣菜もどれもきれいに作ってあり美味しそう(実際に美味しい)。

Photo_7

レジの所には警備員が居ますが、しっかり監視している感じではありません。

日本でもこのまま「高級スーパー」として余裕で通用します、むしろこちらの方がレベル高いかもしれません。

チーズやキャビア、ハムはとても安いです。日本の1/3位でしょうか。

平均給与が6~7万円/月と領事館の方が言っていましたので、やはり安いと言っても、地元の高級スーパーの価格ですね。

少し(徒歩20分くらい)離れた、一般的なスーパーはこんな感じです。

Photo_10

ごちゃごちゃしていて、埃っぽいです。でもそれも危険な感じではなく、生活感あって楽しいです。

店の前ではおじさんたちがブルベリーを売っていました:

Photo_9

でもやっぱり違うのが、中。

たくさんの警備員が怖いまなざしで歩き回っています。悪い事していないのに、捕まってしまいそうです。

店内の写真も怖くて撮れません、唯一撮れたのが:

Photo_11

会計をする妻と長男。高級スーパーより安かったと思いますが、あんなに警備員がいたら、人件費でむしろ高くならないのか心配になります。

一面だけを見てその場所を分かったように言う事は出来ません。

自分は通りすがりの旅行者です。

もし機会があればユジノサハリンスクを拠点に、サハリン鉄道に乗ってかつての国境をめざして途中の街を巡る旅もしてみたいです。

それこそが宮沢賢治が銀河鉄道の夜執筆のモチーフ(創作の動機)になった旅だったという話もあります。

きっとユジノサハリンスクが違って見えると思います。

未だもう少しサハリンの事を続けます。

今日も読んでくださりありがとうございました。

2017年8月28日 (月)

稚内からユジノサハリンスクへ

おはようございます。

先週サハリンに行ったことを書きましたが、稚内から40キロちょっとの距離にある

とても近い外国ですが一般的にはなじみがないですよね。

「北方領土に行ったの?」

という反応が一般的かもしれません。

サハリンは日露戦争の勝利で日本が北緯50度以南を領有。

その後の大戦で敗れてロシアが占領。

北方領土の話はそれより前の明治期の条約の解釈問題でもあり、複雑で私の能力では解説できません。

はっきりしている事:現在日本はサハリンに領事館を置いているという事実。

今回、友人の伝手で領事館の方にお世話になったので確実な事です。

領事館を置いているという事は、日本がサハリンを外国と認めているという事です。

北方領土にはもちろん領事館はありませんので、もし領事館の方がそこへ渡航すれば、

外国と認めたことになってしまうので、決してできないそうです。

この様に、サハリンは日本との紛争地ではなく、一番近いヨーロッパです。

渡航方法は、新千歳から飛行機か夏の期間だけの稚内からの船(週三便)。

三家族、子供8人(1歳~14歳まですべて男の子!)のロシア紀行始まり始まり。

船はこのようなものです:

Photo

以前は大きなフェリーが就航していたそうですが、客数減で廃止になり廃線。

やっと復活したのがこの小さな双胴船です。

荒れる事も多い海峡を通過するには心もとないです。

実際我々が乗る前、二便連続で欠航。週三便で二便欠航ですから一週間戻れません。

稚内の方にも、

「戻って来られないかもね~」

と脅かされていました。

天気予報では波高1m未満で比較的穏やかと言う事でしたが、かなりの揺れで

船内は大人も子供もリバース大会の様相。

不安だらけで大冒険のサハリン紀行、結果的にこの4時間半が一番苦しかったという方が多かったです。

関東と同じく、曇り空で寒かった北海道から海を渡ると夏のサハリン!

Photo_2

分かりにくいですが、建物もカラフルで気候も相まってヨーロッパのリゾートに来たようです。

ただし到着後の通関は、社会主義時代の名残か

「とにかく遅い!」

そして皆怖い顔をしてにらんできます、大きな麻薬犬もウロウロしていますし。

一人当たり5分くらいかかったでしょうか、皆あきれ顔でした。

かつての上海空港もこんな感じだったので、渡航者が増えれば徐々に変わっていくと思います。

到着港のコルサコフから、目的地のユジノサハリンスクまでは北海道~サハリンと同じくらいで40キロくらい離れています。

ちょっと混乱しますが、コルサコフ港は、サハリン島の先端にあるわけでは無いので。

当初はこの距離をバスで移動しようと考えて今したが、

先に通関を済ませた友人が、金髪の人形をそのまま等倍したような美しい女性に誘われるまま

タクシーを三台手配してくれていました。

まだロシア初上陸で緊張が解けず気を許していなかったのですが、百戦錬磨の友人曰く

「この人は信用できる!」と。

結果は大正解。料金もむしろ普通のタクシーより安かった(帰りのタクシーと比べて)です。

路は果てしなくまっすぐでこんな感じです:

Photo_4


この写真は斜度が下りに向かっていて追い越し禁止。その先に行くと上りになりこちらの斜線が一つ増えます。

ここを100キロ以上でぶっとばしていきます。それでも一時間弱かかりました。

バスなら倍は掛ったと思います。

領事館の方も仰っていましたが、事故が多くで問題だそうです。そりゃそうですよね。

道の構造と+飲酒が原因の様です。

飲酒と言えば、日本人はロシア人=ウォッカと思いますが、近年は人気ないそうです。

特に若い女性はほとんど飲まないとか。

色々あったロシア旅行、まだまだ始まったばかりです。

来週もお付き合いお願いいたします。

今日も読んでくださりありがとうございました。

2017年8月21日 (月)

サハリン紀行

おはようございます。

先週はお休みをいただき、稚内~サハリンへ行ってきました。

サハリンへは稚内から船で渡ります。

未知の国、しかも子供の頃から色々とあった地域(例えば、大韓航空機撃墜現場)。

海外旅行で緊張するのは久しぶりでした。

家族旅行では計画しないルートです、今回は友人の主催してくれて実現しました。

色々ありましたが、無事戻って来られました。

旅の内容はこれから少しずつ書いていきますが、

総括としては

「自分の肌で知ることが大切」

と言う事です。

例えば、会社の事務所で数十年前の写真が出てきたとします。

そこに写っている人を知っていれば(すでに退職をしていても)、

その写真一枚でいろいろ話が膨らんで、楽しいと思います。記憶は浄化されるのが普通ですから。

でも知らなければ、何の感情もわきませんし、むしろ自分が輪に入れないので

不愉快な感情を抱いてしまうかもしれません。

これは国対国においても同じだと思います。

今回サハリン(ユジノサハリンスク周辺のみですが)に行ってみて、

人々の優しさ、公共マナー(横断歩道に人が居れば止まる、道に迷った我々に気づき声をかけてくれる、バスではお年寄りに当然の様に席を譲る、トラブルが起きている状況でも冷静さを失わず知的に対応する...)

など、むしろ今の日本が学ぶべき事も多いと感じました。

これらは渡航前には思いもしなかったことでした。

人は日々生きていると、不愉快な事や怒りを覚える事が多いと思います。

これはそれぞれの立場においてまんべんなく起こりますが、それでもニコニコしている

素敵な人も多いです(先週書いた東北の社長の様に)。

これは、自分と他者を知り、そのうえで自分の心の動きを御するという

知的で高度な事だと、今回の旅行で深く気づかされました。

旅行の写真一回目は、稚内から足を延ばした宗谷岬です:

Photo

有名な碑が左側にあります、右側の青い建物の中で流氷を触れます(-11℃の部屋)。

晴れていれば、この彼方にサハリンが見えるそうです。

この時はまだサハリンがどんなところか不安でいっぱいでした。

今週も読んでくださりありがとうございました。

追伸:先週はお休みでブログ更新しないと報告していましたが、とても良い話があったため書きました。

良かったら読んでみてください。

2017年8月14日 (月)

製造業におけるロボット労働力の今後

おはようございます。

連休前に定例の勉強会で、先進的な取り組みをされている会社の事例をお聞きしました。

従業員100人弱のメーカーなのですが、製造ラインにロボットを導入されていました。

2台並んでおり、一台は成形品の組み立て、二台目でその検品を行っています。

作業スピードは人間にはかないませんが、部品と電気があれば24時間稼働できますし、

検品漏れもありません。

AI(人工知能)を活用したロボット技術はどんどん進化するのは確実です。

これを悲観的にとらえるのではなく、

「ロボットが稼いでくれる」

と考えれば前向きに考えられないでしょうか。

多くの工場でロボットがモノづくり作業をするようになれば、従業員は減ります。

でも先に書いたようにロボットは電気やオイルしか要求しませんので

会社の利益は増えると思います。

そうなると、昨今政治の世界で議論されている

「ベーシックインカム(基礎的収入)」が実現され、体を維持するための収入は

ロボットが稼いでくれると思います。

そこからは、「魂」の鍛錬が大切になる世界が待っていると思います。

人間は体の一生を使い切るために生きているのではなく、魂の要求を実現するために体を使うのですから。

先週はまた別の機会に、東北出張で素敵な社長と飲み明かす経験をさせていただきました。

従業員を想い、僕とお会いいただくときはいつも笑顔。

「社長はいつも笑顔で素晴らしいですね、なぜそんなことが出来るのですか?」

とお聞きしたところ、

「笑顔でいることに決めている」

と仰っていました。

深い話だと思います。とてもロボットの考えが及ぶレベルではありません。

ロボットは従業員(他者)の気持ちを考えることなどできません、

いつも自分のことを考え、供給されるエネルギー(電気)がなければすぐ止まる。

反対に素敵な大人は、

辛くても、悩んでも、そしてもちろん楽しくてもいつも同じ笑顔。

本当の意味で人間らしく生きるための魂磨きが始まる。

その方法と、目標を仕事を通じて同時に教えていただきました。

写真ですが、東北のお客様で撮ったものです:

Photo

上場大手企業様と並んで、日向の名前を書いていただいていました。

10年以上お世話になっていますが、初めてのことで感動しました。

少しの手間でも大きな感動を与えることが出来る。

ここでも大切な学びをいただきました。

今週も読んで下さりありがとうございました。

2017年8月 7日 (月)

仕事と給料

おはようございます。

週末、次男と庭の芝刈りをしました。

芝刈りは、端っこが面倒です。そしてきれいに刈るには技術が必要です。

Photo

よって芝を刈るのは父の仕事、それを集めるのは子供の仕事になります。

芝を集めるのは何の技術もいりません、ただ僕の後を追ってすべての芝を袋に入れる。

どちらも中腰でやるので、暑い中の作業はかなり疲れます。

この2つの仕事に時給をつけるとすれば、おそらく刈る方が高くなります。

綺麗に正確に刈るのは難しいですから。

でもここで問題が発生します。

次男が

「暑いしつまんないからもう嫌だ」

とごね出します。

そうなんです、刈る方がより綺麗に刈ろうと工夫をするので作業自体が面白いんです。

反対に草集めは工夫のしようが無くて飽きてしまう...

このことを拡大して考えると、草を刈ろうとする人ばかりになり、本来簡単にできる草集めをする人が居なくなります。

草集めをする人が居なくては仕事になりませんので、ここで時給は逆転せざるを得ません。

必要だが、人の嫌がることを効率的にこなす、事が良い給料につながるのかもしれません。

大人の社会では、ここで言う「刈る事」を国家資格制にすることで、壁を設ける事も多いです。

技術が必要な仕事が高給なのは、そうしないと生活環境がどんどん劣化してしまうからという側面もあります。

努力することが高賃金に結びつくような人事制度を作る。

経営者としてはとても大切な仕事です。

自分のやりたい仕事を見極めて技を磨く、これが誰にとっても良い給料につながる道ですね。

草刈りをしながらいろいろ考えさせられました、日々勉強です。

日光の写真最終回です。

イギリス大使館別荘の借景

Photo_2

上手く心地よさが伝わると良いのですが。

二階の一角では、スコーンと一緒にお茶も飲めます:

Photo_3

あまり知られていないうちに、ぜひ行ってみてください。

今日も読んでくださりありがとうございました。

来週は夏休みの為、次回は8/21にブログを書く予定です。

2017年7月31日 (月)

平均寿命

おはようございます。

先週、人の平均寿命が発表されていました、

日本は男性81歳、女性87歳で世界第二位。

一位は香港と言う事ですが、香港は中国の一地域ですから実質は日本が一位でしょうか。

平成生まれの人は、平均寿命が100歳を超えるという推定もあるそうです。

質の高い長寿を実現するためには、「定年」という概念を根本から変えて行く必要があります。

企業も「法人」と表記されるように、生きています。

調べてみたら面白かったのですが、日向も男性の平均寿命と同じで今年で創業81年でした。

人間であれば平均寿命を迎えますが、元気でこれからも進んでいきます!

企業も人間の体と同じように、健康で長寿は簡単な事ではありません。

いつも書くように、企業はお客様に不要と言われてしまえば、どんなに大きくても即死ですから。

先週は法人の健康診断、ISO9001の継続審査がありました。

もともとなるべくシンプルに、実際の業務に沿ってシステムを作っているので

特に忙しくなる事もなく、無事に終えることが出来ました。

ISOも当初はお客様の指示で取得しましたが、

ISO自体が、「決められたことを守っているのか」を主眼にしているところがあった事もあり、

活用していくという感じではなかったように思います。

でも最近は決まりを守る事より、

「ISOが成果につながっているのか=顧客満足度を高めているのか」に変わってきています。

今回の指摘事項で特に学びになったのは、

「教育訓練計画」の策定です。

教育内容を万で行く事が目的になってしまえば、軽薄になってしまいます。

人として大きく、人格を完成していくことの手段にしなければ深い学びは得られません。

人間で言えば、武道等で体を鍛えて、血液を体の隅々まで滞りなくめぐらせて、

それによって気を充実させることが大切です。

気が充実していれば、先に書いた「定年」は気力が落ちた時と定義できると思います。

気力があれば定年など関係ない。逆に言えば若くても無気力は定年になります。

長寿社会では、生き方について深く学ぶ必要があります。

法人ではまず会社の血液=売上を充実させ、社員の気を前向きにさせることが大切です。

その意味では、まず経営側が社会に対して立派な結果を作り続けることが必須。

ISOを通じて、自分としても良い学びを得られました。

写真ですが、約束した日光の写真です。

大好きな旧イタリア大使館別荘に向かったところ、すぐ隣の旧イギリス大使館も去年オープンしていました。

痛みが酷かったので、出来る限りの建材を残して新築したそうです。

Photo_2

前面の景色は

Photo_4

東京は猛暑日でしたが、中禅寺湖は25℃以下。湿度も低くてこれ以上ないほど心地よい風に吹かれます。

そんな風に吹かれればこうなります:

Photo_5

長男熟睡。

スイス旅行に行った気分になれる素敵な場所です。

続きの写真はまた来週。

今週も読んでくださりありがとうございました。

2017年7月24日 (月)

日向ゴルフコンペ

おはようございます。

週末は初夏恒例の日向ゴルフコンペを福島で開催しました。

15年くらい前から学校の施設を利用して一泊で行ってきましたが、

施設閉鎖に伴い、南会津では最後になりました。今まで気持ち良く使わせていただき感謝です。

今回は協力会社様、お客様他、11人で楽しい時間を過ごせました。

スケジュールは:

土曜日の早朝移動開始、10:00過ぎからゴルフ。16:00位に終わって宿に移動。

温泉に入って体を癒し、宴会。

部屋に帰って二次会。部屋は洋室のメゾネット(2階建て)大部屋で、隣室が無く

階下も気にする必要ないとても都合の良い部屋でした。

日向コンペはゴルフも宴会も皆で楽しくやるのが基本です。

コの字型配置などありません。

全く夢の様な時間を過ごすことが出来ました。

窓からは高原の涼しい風、美味しい食事とお酒。そして楽しい会話。

「あぁ今、すごく幸せな時間を過ごしているな」と実感しました。

今の事を英語で「present time」と表現しますが、まさに神様からのプレゼントですね。

仕事を通じて知り合った方々と、仕事を抜きにして友達の様に楽しい時を過ごす。

出来そうでなかなかできないと思います。

Photo

充電完了で、一気に夏を乗り切れそうです。

今日も読んでくださりありがとうございました。

2017年7月18日 (火)

最近の就職活動に思う事

おはようございます。

営業車は始動のたびにカーナビから

「今日は~の日です」

とお知らせをします。

先月の21日、車に乗って仕事に行こうとすると

「今日はスナックの日です」と。

今日はそんな素敵な日だったのかぁと!!

仕事そっちのけで頭の中は夜の予定でいっぱいです。

北千住が良いかな、立石も良いな、やっぱり地元曳舟かな…

しばらく走っていると、

「あれっ」

と気が付きました。

そうです、お菓子のスナックですよね。

急に真面目な話になります:

最近の就職活動では、インターンシップと言う制度を使って、

大学3年生から企業に実習に行く事が多いそうです。

同級生の多くが会社でその面倒を見る役職についていますが、総じて評判は良くないです。

画一的な受け答えが多く、個性が無くて面白みがない。怖いくらいだと。

学生時代の貴重な時間を、受ける側がそう思ってしまう活動に使うのは

まさに時間の浪費だと感じます。

個性を判断できないまま実習は終わるので、結局人事は有名大学から先行してしまう傾向がより強まってしまうとか。

まさに悪循環。

学生は社会人になるに際し、何かとんでもない壁があるように感じてしまっているのかもしれません。

選考する側の本音を聞いたところ、

「学生時代はとにかく友達を大切にし、たくさん遊ぶこと」

が大切だと。僕の友人が言う事ですから、そこに「学び」が入っていません(笑)。

でもそれには理由があります。

工学部の仲間たちは、それぞれの企業に入ってから学生時代が信じられないほどの勉強をしています。

そうしなければ技術者として会社内で立場を作ることはできませんから。

だからこそ友を大切に遊べと言い切れるのですね。

そうして良い学校から選考した学生たちは、本当に指示待ちが多いそうです。

それも自信を持っての指示待ち。

学生が先生に宿題を出されるのを待つ感じでしょうか。

そして結局、

居場所を作ることが出来ないままに、

仕事を通じて他者に影響を与える心地よさをしない間に、

数年で会社を去って行ってしまう。

言うまでもなく、会社とは絶対的な存在ではありません。

お客様に「不要」と言われればどんなに大きく立派に見える会社でもあっという間に無くなってしまいます。

だからこそ、社員各自が組織の常識を踏まえたうえで個性を発揮して会社に貢献しなければもったいないです。

会社はそういう雰囲気を作り出さなければいけません。

会社で役立つ個性とは他者と違う事をして目立つというような浅薄な意味ではなく、

自分が好きで没頭できることを見つける事です。

それが出来れば、仕事をしている時間の方が楽しくなります。

それを上司が見極め、まず居場所を作ってあげる。

これが現代社会人教育に必要なことかもしれません。

最初のスナックの話に戻ると、

夜のスナックは受け身では面白くありません。着飾ったお姉さんが接客してくれるようなお店と違い、

自分発信が必要です。

まさに社会人教育に必要な要素。

個人的にスナックの日、作りたくなってきました。

3連休最終日、日光から金精峠で丸沼高原を抜けて吹割の滝へ日帰りドライブに行ってきました。

暑い日が続きますので、吹割の滝で涼を感じていただけば:

Photo

雨期で水量が多い時期ですし、目の前から落ち込んでいく迫力がすごいです。

その他の写真は次週以降掲載します。

今日も読んでくださりありがとうございました。

«いま大切にしたい考え方