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2017年9月 4日 (月)

ユジノサハリンスクの様子

おはようございます。

しばらく旅行記にお付き合いください。

前回の続きです。サハリン/コルサコフ港からはタクシーで直接ホテルに入りました。

一時間弱飛ばして、タクシー代は2,000円ちょっと。安いです。

ホテルは、友人チョイスでストロベリーヒルズ。

三泊でルームチャージ総額2万円程度の宿だったので、期待せずに到着。

するとどうでしょう、日本の~ヒルズと違い、本当に丘の上にある別荘地の中心にあるホテルでした。

部屋からの眺望:

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目の前にある小さな小屋はセキュリティゲートで、用事が無い人は入れません。安全。

バスの終点(15分おきくらいに来る)でもあるので、特に出かける時に便利でした。

その横には生活雑貨や食料等が売っている素敵なお店もあり、これもとにかく便利。

毎夜の三家族での宴会に大活躍でした。

ホテルの前には、小さな公園があり子供たちはおおはしゃぎ:

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地元の子供たちも居ましたが、我々の勢いに押され気味でした。

その後バスで市内に向かいました。ここで驚きの光景が。

バスの運転手さんは誰もがとても親切、こちらがロシア語を話せなくても一生懸命話を理解しようと聞いてくれます。

またバスの中では当然のように年配者に席を譲る地元住民。

途中からはかなり混んできましたが、みなゆったりした気分で乗っているのを感じました。

この旅全般に言えることかもしれませんが、地元の人たちにとってはとても貴重な短い夏。

みんなウキウキしていたのかもしれません。

そうだとしても、渡航前には思ってもみなかった光景です。

「日本はこんなにすごい」

というTV番組を見ている間に、世界に抜き去られている恐怖を感じます。

特に若い人は世界を知るべきです。

市内中心部までは約20分。景色を見ながらあっという間です。

景色の中で特徴的なのは、スポーツ施設の充実。遠くに見えるスキー場、立派なスケート場、

そして建設中の競技場。投資が活発です。

市内では博物館や公園を徒歩で巡りましたが、気候と相まって快適に過ごせた理由がこれです:

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歩道が広い!ベビーカーが全く苦になりません。

冬場は氷に閉ざされる場所故、自転車がほとんど走っていない事も歩きやすい理由。

中心部の歩道はどこもこんな感じで、とてもきれいに整備されていました。

先ほどのスポーツ施設への投資や街の整備(工事中の場所が多いです)、

ロシア政府がこの場所へかなり力を入れている事がわかります。

色々な補助や優遇措置(大学進学とか)で、この地に人を誘致しているのだと思います。

少し前までは、天然ガスプラント開発が活発(サハリンプロジェクト、今は商業運転開始しています)で

そこに携わる日本のエンジニアや商社員が多く渡航し、逆にプランと従業員の稚内への渡航・曝買があったそうです。

経済的基盤が整ったこれからは、本格的な町の整備に入っていく段階に入ったのを感じます。

新しい街なので、スラム街の様な場所は無いのですが、やはり中心部と周辺部の差は感じます。

例えばスーパー。中心部はこんな感じ:

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おしゃれな人がいっぱい、駐車場には高級車。

トヨタやレクサスの4WDがとても多いです。

中も綺麗に整備され、お惣菜もどれもきれいに作ってあり美味しそう(実際に美味しい)。

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レジの所には警備員が居ますが、しっかり監視している感じではありません。

日本でもこのまま「高級スーパー」として余裕で通用します、むしろこちらの方がレベル高いかもしれません。

チーズやキャビア、ハムはとても安いです。日本の1/3位でしょうか。

平均給与が6~7万円/月と領事館の方が言っていましたので、やはり安いと言っても、地元の高級スーパーの価格ですね。

少し(徒歩20分くらい)離れた、一般的なスーパーはこんな感じです。

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ごちゃごちゃしていて、埃っぽいです。でもそれも危険な感じではなく、生活感あって楽しいです。

店の前ではおじさんたちがブルベリーを売っていました:

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でもやっぱり違うのが、中。

たくさんの警備員が怖いまなざしで歩き回っています。悪い事していないのに、捕まってしまいそうです。

店内の写真も怖くて撮れません、唯一撮れたのが:

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会計をする妻と長男。高級スーパーより安かったと思いますが、あんなに警備員がいたら、人件費でむしろ高くならないのか心配になります。

一面だけを見てその場所を分かったように言う事は出来ません。

自分は通りすがりの旅行者です。

もし機会があればユジノサハリンスクを拠点に、サハリン鉄道に乗ってかつての国境をめざして途中の街を巡る旅もしてみたいです。

それこそが宮沢賢治が銀河鉄道の夜執筆のモチーフ(創作の動機)になった旅だったという話もあります。

きっとユジノサハリンスクが違って見えると思います。

未だもう少しサハリンの事を続けます。

今日も読んでくださりありがとうございました。

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