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2018年1月29日 (月)

落語の新年会

おはようございます。

先週は長年ご指導いただいている、橋本久義先生の新年会がありました。

毎年落語家の方を招いて楽しくやるのですが、今回は林家つる子さんという

2つ目の女性落語家さんでした。

先生曰く、「落語界の宮崎あおいさん」ということでしたが、実際にそんな感じのかわいい方でした。

公式HP:http://tsuruko.jp/

落語2席「みそまめ」「火炎太鼓」も元気で良かったですが、

苦労話が良かったです。

落語界は、見習い→前座→2つ目→真打と厳格に分かれています。

見習いは約半年から一年続くのですが、その間は土日関係なく毎日師匠の家で下働き。

その合間に稽古をつけてもらう生活です。

給料は最低限の生活に必要な分だけ、小遣いとして。

一般的な感覚では「無給」と言いますね。

寄席に行けば自分の一門以外の世話もするそうですが、お年寄りが多い完全な逆ピラミッド。

修行をしているのか介護をしているのかわからなくなることも多かったとか。

師匠が林家正蔵(前のこぶ平)ということで、師匠親族の件等いろいろと特殊な苦労も

あったそうです。

林家は女系社会で、おかみさんを頂点とする大奥のような組織。

師匠のお姉さんも特別ですし…

ではなぜ林家を選んだのか:

まだまだ女性が少ない落語界(10%に満たない)で、女性を弟子として取ってくれたのが

正蔵師匠だったそうです。

落語界では、入門が一分でも早ければ「兄さん」「姉さん」。

確かに見習いは大変ですが、食べるには困らないし、正月には皆様からお年玉をもらえるので、

会社員でいうボーナスのような額になるそうです。

その意味で本当に大変なのは前座。

前座は給料をもらえるようになり、お年玉を出す立場。

でも給料といっても、一日寄席に行って1,000円からスタート。

時給ではなく日給です。

完全に労働基準法違反ですね!

苦しい世界なので、すぐにやめてしまうかと思いきや

見習いを無事に終えられた人は、ほとんどやめないそうです。

志を持って入門しているので苦労は覚悟の上なのでしょう。

話芸を通じて人を幸せにするという覚悟。

この人様の役に立つという「覚悟」というのはどんな仕事をするにも通じる考えだと思います。

日向でいえばモノづくりを通じて世間に貢献するという覚悟です。

同業者がどんどん少なくなる中、大きな責任も感じています。

責任を果たすためには、日々の修行で自分を大きくしていかなければなりません。

今回は橋本先生に貴重な気づきをいただきました。

いつもご指導いただき感謝です。

先週は寒い日が続きました、近所の池も凍結:

2018

そして近くの東武線の駅は、まるで雪国:

Photo

四季の移ろいの中で、時折垣間見れる特別な体験でした。

今日も読んでくださりありがとうございました。

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