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2019年4月29日 (月)

認知症とは

おはようございます。

日向工業は、GW期間中5/6まで10連休となります。

お急ぎの案件等ありましたら担当者携帯まで連絡いただければ幸いです。

ブログは、石浦先生の話の続きです。

今週は先生の専門である、脳科学の話です。

まず初めに、認知症と言われている状態はどれか?です。

  • テレビで見た人の名前を思い出せない
  • 何度もあった人の名前を思い出せない

これらは自分の事かとドキッとしましたが、問題ないそうです。

次に:

  • 新しい技術を習得できない
  • 自分自身忘れっぽいと思い、周りも同様に感じている
  • 記憶テストの成績が悪くなる

この状態は軽度。

神経細胞が死に始めている状況で年齢でいえば50~60歳で始まることが多い。

ここで投薬治療を始められれば、その後の認知症の進行を食い止めることができる可能性が高い。

しかし重度になり、以下の症状がみられると治療法が無くなる:

  • 今朝何を食べたか覚えていない
  • 家の場所を忘れる
  • 家族の顔を見ても分からない

神経細胞が無くなった人には、今のところどんな薬も効かない。

神経細胞が死んでいるかは、脳に「老人斑」があるかどうかで調べることが出来る。

これは40歳過ぎから見られるが、現状ではアミロイドPET診断でのみ判別出来て、

血液検査ではわからない。

結果ははっきりと出るが、診断には保険が適用できず20万円程費用が掛かる。

上記症状チェックと合わせて検査することで、

適切な投薬時を見極めることが出来そうです。

また、遺伝子的にも認知症になりやすい型がはっきりしていますが、日本人の多くは

なりにくい遺伝子構造を持っているそうです。

認知症になりやすい性格としては

まじめ、頑固、わがまま、几帳面、気難しい、内閉的、消極的…

だれにでも一つは当てはまりそうですよね。そのほかの要素としては:

  • 家庭内で嫌われている人
  • 公務員、学校の先生
  • いつも同じことを繰り返す人

これはドキッとしますよね。

逆に認知症になりにくい習慣としては

  • 余暇に勉強をする人

だそうです。勉強というのは意欲や好奇心そして体力が無いとできませんから、納得です。

では認知症を防ぐライフスタイルとは:

  • 適度な運動
  • 広範囲の食品をとる
  • 結婚をしている(男の場合は特に:個人的見解)
  • 中年時に肥満(年配の軽度肥満はむしろ高寿命の傾向)
  • 難聴を補聴器で防ぐ

最後の補聴器の項目は初めて聞きましたが、納得です。

意思の疎通ができなくなると、急速に脳は委縮してしまうそうですから。

補聴器と言うと何となく格好悪い気もしていましたが、むしろ積極的に使うことにより

本人がハッピーなのはもちろん、周りの人への負担も減りますね。

食品については:

  • オリーブオイルが良い
  • 日本人はたんぱく質の摂取が少ない傾向がある

しかしオリーブオイルは、嘘が多いので注意。

「スーパー」「ナチュラル」「ピュア」「ライト」そして「100%」

上記は全て規制なしに使われている言葉、本当に良いものを見極めて買う必要がある。

そしてたんぱく質は筋肉量維持に欠かせない。筋肉量維持のためには

「一日体重1kgにつき1gのたんぱく質を摂取する」

肉はもちろん良いが、豆腐、特に油揚げに含まれるたんぱくは豊富で良質。

わずか150年前には、手術の時に麻酔がなかったそうです。医学/科学の進歩はすごいです。

最後に、先週の話の補足をします。

遺伝子の操作により、例えばマラリア(病気)を媒介しない「蚊」を作ることができます。

その遺伝子を持つ蚊の次世代は全て、媒介する力を失う。

これを繰り返せば、蚊によるマラリア感染の恐怖から脱すると。

ただし、これはうまく行かなかったそうです。

マラリアが成長して耐性を持ってしまうからです。

同じような実験として、ネズミの生殖能力をなくすというものがあります。

これを繰り返せば、蚊のマラリア媒介力をなくすのと同様、ネズミを完全駆除できると。

これを実際に行おうとしている場所があります、どこでしょう…

自然の宝庫、ガラパゴス諸島です。

近年外来のネズミが大繁殖してしまい、生態系維持に大きな課題となっているそうです。

さて、成功するでしょうか。人間とネズミの戦いです。

個人的には、ある種を人間の力で均質化して絶滅されるというのは無理だと思います。

もしできてしまえば、種の多様性を奪うことになり、それこそ危機です。

一つの感染症で、ある種が全滅してしまう。まさに国家危機です。

例えば、先週書いた種なしバナナ。今流通しているのは全てこの遺伝子情報を持っています。

という事は、この遺伝子を壊す病気が流行れば世界中のバナナは無くなります。

数年後、数十年後には

「昔は種がないバナナが有ったんだよ」

と子供に話しているかもしれません。

多様なものを認めるというのは、いろいろな意味で大切な事なのだと深く学ぶことが出来ました。

2週にわたりお付き合いいただきありがとうございました。

写真ですが、GW直前の気持ちの良い海です:

Photo_4

砂浜が心地よい。ここは千葉幕張です。

そしてお目当ての:

Photo_5

そろそろ息子とGWに乗りたいですが、久しぶりすぎて怖い気もします。

このヨットハーバーにはイタリアンと中華のミックスした素敵なレストランがあります。

食事をすれば駐車料金もかかりませんので、ドライブコースにお勧めです。

今回も読んで下さりありがとうございました。

 

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