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2019年9月24日 (火)

目標を「立てる」

おはようございます。

先週は、ラグビー誘致を魂で実現された方の話を書きました。

当時はだれもがありえないと思った、ラグビー弱小国日本でのワールドカップ開催。

一人の意志が周りの方を巻き込んで実現させた。

今週の話として、この時の状況を

「目標を立てる」

と表現します。

 

日々暮らしていると、人は横のつながりを頼る事によって生活しています。

母親が子供に弁当を作る、会社に行って仕事をする。

日々の活動をSNSで表現し、友人と共有する。

自分の持っているお金を払って、コンビニで弁当などを買う…

いわゆる日々の活動。

あまり意識しないで行うルーチンワークです。

現代人は飛行機やネットなどを使う為、その活動の範囲がとても広いです。

つながりは、横に横にピザの生地のように広がっていきます。

 

翻って、目標を立てるとは垂直方向の働きをします。

それは「ルーチンワーク」ではないので、一般的に困難を伴います。

まず、普通に生活している人にはなかなか理解してもらえません。

異質な行為ですから。

強い意志が無いと、平らな方向に引き寄せられて終わってしまいます。

でも、前回書いたような命がけの強い意志を持った目標に対しては

その魂性に同調してくれる人が現れ、どんどん高く昇って行きます。

そして多くの人が見あげて称賛するようにすらなる。

この状態を作り出せるのは、体の働きではなくて意思。

意思とは志であり、魂の叫びです。

これができることが、人間と他の動物を分けている唯一の違いかもしれません。

 

動物(犬や猫、豚さんや牛など)も、日々自分の体の安楽と維持を求め暮らしています。

日が照れば日陰に移り、お腹がすけば食事を探し、眠くなったらゴロンと横になる。

飼い主(エサを与えてくれる人)がくればかわいく振舞い、媚を売る事も。

繁殖期に入ればパートナーを探して子供を作る。

その後も、特に雌は自分の子供を一生懸命育てしつけをすることもあるでしょう。

これらは体の命をつないで行くための、横方向の当たり前の行為です。

 

私たち現代人はこの動物たちと同じようなことが出来ることで

満足してしまっているかもしれません。

ふと、それは「逃げ」かもしれないと思う時があります。

もちろん、家事や仕事で工夫をし誰かの役に立つことは尊いことですが、

それも多くの動物がしているとは言えないでしょうか。

身近なアリさんも、力を合わせて来る冬に備えています。

 

仏教に「月のウサギ」という話があります。

力尽きて倒れていた老人を、サル、狐、ウサギが助けようと決意します。

サルは山で木の実を、狐は川で魚をとってきて老人に食べさせます。

ところがウサギは何も取れません。

どうしても老人を助けたいウサギは、サルと狐に頼んで鍋に湯を沸かしてもらいます。

そして煮立ったところで、

「自分の体を食料としてください」

と飛び込みます。

その刹那、老人が本来の姿「帝釈天」に戻り、ウサギを助け、

その善行を後世に伝えるために月へと送った。

という話です。

 

普通に生活している日本人(自分も含め)は、このような考えに接する機会が殆どありません。

上の話を知ると、真の宗教とは何かをお願いする存在ではなく、

人として生きるための垂直の道筋を見せてくれていると気づかされます。

体はそれを実現するための道具であり、人間としての主は「魂」であると。

もし体の安楽が主であれば、他の動物と差がはっきりしなくなります。

 

目標を立てる=志を立てる。

その姿に魂がゆすぶられ人は進化していく。

その思いや波動は、たとえ体の一生が終わろうとも後世まで受け継がれていく。

一代では終わらない真の偉人の一生です。

誰もがそこに到達できる可能性があるのが、人間のすごさです。

モノづくりの世界では時々そんな偉人が現れます

「世界初」の製品化などで世界を一変させますから。

 

写真ですが、雨上がりの朝に会社近くの首都高環状線からの景色(助手席から撮影):

Photo_20190919145801

少し高いところに目線を移すだけで、山の稜線がくっきり見え

正面にはっきりと富士山が見えました。

事務所にいれば決して気づけない景色です。

今週の内容と同様、垂直方向に目線を移す大切さを学んだような気がしました。

今日も読んで下さりありがとうございました。

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