« 頑張るとは、不合理の先にあるもの。 | トップページ | ラグビーワールドカップ開幕 誘致実現に至る英雄の話 »

2019年9月 9日 (月)

本当は怖い合理的な事

おはようございます。

今朝の関東地方は台風で交通が大混乱です。

千葉県民は、京成線と総武線、そして京葉線、常磐線が不通で東京に行けない状況です。

やっと乗れた北総線は、

「もうこれ以上乗れない!」

からさらに数人乗ってくるような状況でした。

この状況、ちょっとした非日常で変な話ですがなんだかうれしくなってしまいます。

皆が協力してだまって同じ苦痛に耐える、日本人らしいなと。

ただ数年に一度の経験で十分です。

このような事態になると、普段の「当り前」がいかにすごいことなのか実感します。

公共交通により感謝して乗ります!

 

ここ2週間にわたって、一見不合理なことが人を成長させる、世の中不合理が当たり前

という事を書いてきました。

見方を変えて、

「合理的」

な状況とはどんなことか、考えます。

 

ドイツにアウトバーンという、一部区間速度無制限の高速道路があります。

この高速道路は大変「合理的」な道路です。

まず、日本では考えられない速度を自分の責任で出せるので、目的地に早くつくことが出来ます。

また、もし道路で事故があった際は、航空写真を撮るだけであっという間に事故車両は撤去され

一般使用者への二次被害を減らします。

日本では現場検証で道路を通行止めにしたりしますから、大きな差ですね。

さて、ここまでであれば合理的で良いという事になりますが、

こんな側面があります:

速度無制限の区間であっても、「推奨速度」というのがあり大体90~130km/hだそうです。

このスピードを超えて事故を起こしてしまった場合、

状況にかかわらずほぼスピード超過の車の責任割合が圧倒的に高くなります。

自由の後ろには、常に自己責任という厳然たる義務が発生することを教えられます。

 

ただし近年のドイツでは、移民の方が大変増えたため、この義務感を学んでいない方も車に乗るため

保たれていたアウトバーンの秩序が乱れてきているようです。

速度無制限の区間は事故多発区間となってしまえば、近い将来速度規制される路線ばかりになるでしょう。

今までその利便性を享受していた方にとっては災いですが、社会の秩序を維持するというのは

そこに参加するすべての人の高い義務意識に支えられているので、その前提が崩れれば

すべて「罰する」方向に進んでいくしかありません。

自由とはそれほど尊く、かつ実現するのが難しい状態なのです。

ごく一部の人の無理解で、あっという間に崩壊してしまいますから。

 

この様に合理的とは、常に罰せられる責任を負った緊張感の高い状態ともいえるかもしれません。

逃げ道や遊びがありませんから。

逆に不合理は一般的で当たり前な状態なので、リラックス。

なんだか文字から受ける感覚と、実際の感覚がずれますね。

 

合理的な判断が難しい例として、夏場のエアコン使用があります。

個々の判断では、暑い夏にエアコンを使うのは

「合理的」

です。

ただほぼすべての土地がアスファルトで覆われている都会では、

その行動は「ヒートアイランド現象:夜でも冷めない魔法瓶状態」

を引き起こし、ゲリラ豪雨の原因になるともいわれている

「不合理」

な状態です。

ではすべての人が暑いことに耐え、扇風機で我慢し、

また泥だらけになろうともアスファルトをはがして打ち水をする。

そんなこと可能でしょうか?

個人的には難しいと思います。

大げさに言えば、個々の「楽」の積み重ねにより異常気象で世界が終末を迎えようとも

変えられないと思います。

でもこの矛盾にこそ技術革新という人間の成長の可能性というエネルギーが

秘められているように感じます。

若者には科学立国に本を背負う気概を持ってほしいです。

 

全てが合理的な社会というのはあり得ませんが、独裁者がいる社会では

その人が考える事=理屈。

逆らうものは処罰。これが独裁国にとっての合理。

怖いですよね。

歴史上、人心が乱れ、社会騒乱の状況になれば、必然的に独裁が必要になっています。

そうならない為には、各自が歴史や哲学を学び、自己防衛する。

そしてその輪を広げていく。そのような教育が生きわたる環境を維持する。

これこそが平和への唯一の道であり、核兵器を持つことでは決してありません。

科学的知識と同時に歴史哲学も深く考えが及ぶ。

本物のエリート教育です。

日本にはそれができる素地がありますので、後はそれぞれのやる気次第です。

実際には、言うは易きですでとても難しいです。

自分もまけないように頑張ります。

 

写真ですが、近所の普通のスーパーで見かけた驚きの光景です:

Photo_20190904143501

家庭寿司の海苔を探していたところ、とんでもない大物に巡り合いました。

5枚1,500円!一枚300円。一畳分ではなく、普通の手巻き寿司サイズ一枚です。

一緒にいた妻もびっくりして、その後スーパーに行くたびに定点観測をしたようです(笑)。

すると減って行っていると!

確実に売れているのです。

もはや消費税2%の上げはどうでもよく感じる領域です。

どんな方が買い求め、どのように使っているのか…

世の中知らない事ばかりです。

今日も読んで下さりありがとうございました。

« 頑張るとは、不合理の先にあるもの。 | トップページ | ラグビーワールドカップ開幕 誘致実現に至る英雄の話 »

生きるという事」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 頑張るとは、不合理の先にあるもの。 | トップページ | ラグビーワールドカップ開幕 誘致実現に至る英雄の話 »

フォト
無料ブログはココログ