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2020年3月16日 (月)

歴史について考える

おはようございます。

肺炎騒動は、さらに大きくなっており世界的に経済が停滞してきています。

終息が見えない状況では、経済的被害はどんどん大きくなり着地点すら見えません。

この状況:

主に中国からの流通の遮断による、部品不足による工場停止

学校活動の停止

食料(マスク)危機

国際的人的移動の制限…

経済においては悪い意味で「リーマン級」と表現することがありますが、

このまま状況が悪化すれば、もしかしたら「(準)世界大戦級」とも言えるかもしれません。

病気で亡くなる人と同時に、経済的恐慌が原因の死者も増えてしまいますから。

 

ここで分析しても仕方ないですね。

今日は歴史について書きます。

歴史学という場合、いろいろな資料や遺跡などを分析し根拠ある歴史を現出させようとします。

でも今回いう「歴史」は、それではなくまさに我々の存在、記憶に基づく歴史です。

我々が名乗っている苗字、家庭の雰囲気、両親や親戚の存在。

無意識かもしれませんが、それは全て体に刻み込まれています。

僕の好きなTV番組、「ファミリーヒストリー」では、思いもかけない先祖の苦労や苦難を知り、

先祖の偉大さに恥じない様に生きようと涙したり、決意を新たにしたりします。

その時に何とも言えないエネルギーが、その方の体に入っていくのを感じます。

その作用こそが「歴史」の力です。

 

日本は戦後の社会的システムの変更で、家族の在り方が根底から崩れてしまい、

この「歴史」を失ってしまいました。

歴史とは「一族の誇り」と言い換えても良いです。

皆それぞれに歴史を背負って生きているのに、それを知らずに生活をしてしまう。

人としての「誇り」や「筋」を見いだせないままに。

それでは困難にぶつかった時に、腹の底からの力が出ません。

 

少し前までは、その代わりになる存在が会社でした。

立派な事業をしている会社で「課長」になると課長らしく振舞う。

「部長」になれば、だれがどう見ても堂々として立派な人であった。

それは服装や髪形だけではなく、外からのエネルギー(社会的に重要な役割を果たすという誇り)が

そうさせていたのです。

ところが現在、金銭至上主義に染まった人々は、会社の役職からそこまでのエネルギーを受け取ることが

難しくなってしまいました。

 

この状況は目標を失って、呆然としているかのように見えます。

そんな時に起きたのが、今回の肺炎騒動。

戦後先輩たちが作ってきたシステムが曲がり角に来ている。角を曲がるまでは先が見通せず暗いです。

今はその苦しみの時ではないでしょうか。

 

自分が今存在するという事は、その歴史は古事記や日本書紀ともダイレクトにつながっている。

全員必ずそうです。

1300年前に書かれたそれらの書は、その時点で皆の記憶に残る事柄が書かれています。

歴史にうそも本当もなく、書く人々が書き残したいと思うほど印象深いことが残っているのです。

歴史とは記憶だからです。

そして歴史とは与えられるものではなく、勝ち取るものです。

勝ち取るとはいっても、相手を倒すのではなくて自分の弱い心に勝つ!

日々の報道に右顧左眄せず、日々の役割を果たしていきましょう!

 

週末は東京で桜の開花も宣言されたので、ほころびを探しに行こうと思ったところ

天候はまさかの雪!

外に出るとこんな写真を撮れました。

1_20200316071201

きれいな黄色に白と緑のカーペット。

初めて見る景色でした。

得した気分です!こんな風に与えられるものは気分が良いです。

今日も読んで下さりありがとうございました。

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コメント

週末は季節外れの雪でびっくりしました。
コロナ肺炎による混乱はまだ続きそうですね。
いまだにマスクは市場には満足するほど流通はしていませんがようやく紙類の棚には商品が見え始めました。
病気も大変なことですが、デマや人の我の怖さも改めて知らされた感じです。
【奪い合えば足らぬ、分け合えば余る】相田みつを先生の書

「金型屋の営業」様
いつもありがとうございます。

マスクは、花粉症の方にとっては必須ですよね。
自分はマスクをする習慣がないので、ドラッグストア等の棚を見に行ったことが無いのですが
やっと増えてきたのですね。
転売禁止の措置も効いてきたのかもしれませんね。

相田先生の話は、宇宙観に基づくというか、大きな目で見ているのを感じます。
現代にはびこる「金銭至上主義」ではなかなか理解できないですよね。
他者利益を尊重することで、世の中が心地よい空間になる。

世の中が心地よいことこそが、自分にとって最も大切。
週末に小松左京「復活の日」を読み直して、実感しています。

またコメントいただけることを楽しみにしています。

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