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2020年8月24日 (月)

運動不足より感動不足(日野原先生の言葉)

おはようございます。

先週から長い夏休みを終えて、営業再稼働しました。

お客様の動向を見ていても、少しづつ生産が回復してきているように感じます。

年末に向けて、少しづつ良い風が吹いてくると思います。

 

今日の話ですが、先週写真を載せた

「夏休みに読んだ本」

の中からの言葉です。

105歳で亡くなられた、聖路加病院の日野原重明先生が最後に出版された本の中の言葉です。

「振り返ると80歳の時の自分はまだまだかわいいものだった」

「この年になっても、気の合わない人と気楽に過ごす事は難しい」

「人を許すという行為は本当に難しい」

 

補足:日野原先生(当時58歳)はよど号ハイジャック機に乗り合わせて、4日間機内監禁。

この事件からの生還をきっかけに古い自分が死んで、新しい自分になったと。

その悟りは「新しい命は、自分以外の人間の為にすべて使う」というご自身の生き方に。

 

など良い言葉がたくさんあるのですが、個人的には今日の題

「運動不足より感動不足」

が響きました。

日野原先生は、100歳を超えてから絵画を習い、100年付き合っていても知らなかった

「自分」を発見する事に大きな喜びを感じられていたそうです。

そこには、100年付き合っている自分が分からないのですから、

他人を理解する事は難しと言う当然という気づきも。

 

自分でも「感動」について考えてみます。

例えば、楽曲(歌謡曲や演歌、クラシック)の一節に感動する、時には涙が流れて止まらない。

(個人的には特にお酒を飲んでいると、この様な状態に陥りやすいです)

何がそうさせるのか、それはその一節の曲や歌詞が心の琴線に触れる

忘れていた思い出をかき立てる、懐かしい人を思い出す...

何かを感じて心を動かす=感動。

これは人生経験の積み重ねなので、まっすぐ生きていれば日野原先生のおっしゃるように

80歳より100歳の方が感動が深まる、そして人間にも深みが出ると言えると思います。

自分自身も意識せずに、がむしゃらに前のめりで生きていた、その一瞬を楽曲によって思い出す。

時には何かを失った悲しみを思い出すこともあるでしょう。

それはその人が一瞬一瞬を大切に生きてからではないでしょうか。

 

また別の観点から考えます。

東京の山手線には30駅あります。

48歳の自分でも、その多くの駅に思い出があります。

水道橋ではあいつとケンカしたな、

池袋では妹をだまして自分の欲しいゲームを買わせたな、

新大久保ではあの社長とビリヤード対決に没頭したな、

新宿ではあの喫茶店で良く待ち合わせをしたな、

通学で通った田町は朝早く研究室のカギを守衛さんに渡してもらったな...

キリがないです。

でも多くの人がそうだと思いますが

「高輪ゲートウェイ駅」

にはそんな郷愁を誘うような思い出はありません。

ましてや竹内まりやの「駅」を聞いても、そこで涙する人はいないでしょう。

それはそうですよね、まだ出来たばかりですから。

 

この様に、感動とは人の生きた濃さに比例するのだと思います。

日野原先生が、

「現代人は感動が足りない」

と仰るのは、目の前の人や組織に真剣にぶつかっていないという嘆きなのではないでしょうか。

街では歩きながらでもスマホを凝視する人が居ますが、

それは「一目ぼれ」という大変貴重なチャンスを逃していることになります。

駅も、出会いや別れが無ければ、すべて「ゲートウェイ」になってしまいます。

万事この通りで、得しているつもりが大損。

上手く生きるのではなく、あちこちぶつかりながら摩擦を起こして生きていく。

その結果、自信が成長して何事にも動じない、日野原先生の様な穏やかな表情になる。

本から大切な学びを頂きました。

 

写真ですが、週末に10数年ぶりで新調したゴルフシューズ(白いほう):

Photo_20200823153601

今まで使っていたもの(黒いほう)は、革製のしっかりした作りでずっしりと重かったです。

内側のブラスチックがボロボロに崩壊し、底のゴムも割れてきたので感謝しつつ入れ替え。

写真の通り、古いものはスパイクをねじ込むタイプ。

重さ硬さ、そしてこのスパイクのせいで、カートを使わず歩きでラウンドすると疲れを感じます。

ということで最新の、軽量で柔らかいスパイクレスを購入。

不規則なゴムの出っ張りが、スパイク同等以上の効果を発揮して滑りにくいそうです。

実際に観察するとそのでっぱり(赤い部分)をソールに接着してあるのがわかります。

接着剤のすごい進化を実感します。

金属同士を溶接する、ロウ付けする、カシメる。

それらは、ほとんど接着剤で代用できる時代が来ているのかもしれないと感じます。

今日も読んで下さりありがとうございました。

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