営業の役割②
おはようございます。
先週は営業の役割について書くのに、初めから脱線して自分の事ばかり書いてしまいました。
先週書きたかったのは、
とても多くの方にご指導いただき、また縁の不思議さに囲まれ人は生きている。
という事でした。
個人というのは、周りの人の期待によって規定される。
規定される=居場所を作れる
当たり前の様ですが、今はそれが忘れられているように感じます。
失敗したら人のせい、成功したら自分の実力…
そんなことはありません。
実力の一例として:
これからの激動社会を生き抜くためには、難しい資格を取る!
というのがあると思います。
でも、これは違うんじゃないのか?というのが今日の主題です。
難しい資格、例えば医師免許や弁護士の資格。
確かにとても難しいでしょう、自分には到底不可能です。
でもAIにとってはどうでしょう?
すでにペーパー試験はクリアできることが分かっているようです。
では実務は?
医師の場合(例えば風邪っぽいという症状):
自分の生体データ(血圧や熱、脈拍、顔色など)を事前に打ち込んだり撮影し、
AIの自動応答により診察する。
AIが相手なので、対面だと言いにくい事も時間制限を気にせず言えるでしょう。
初期診断はAIがこなした方が効率的ではないでしょうか?
もちろん病気になって気を落としている患者さんを勇気づけたり、
命の最前線である救急救命で活躍するなど、AIでは全く対応できない分野もあります。
あくまでも体調不良の一次診断の場合です。
裁判官(司法試験)の場合:
これは前例踏襲の場合が殆どですから、具体的な事象を読み込ませればあっという間に
判決を下せるのではないでしょうか。
業務の正確性においては、ペーパーテストが難しい資格ほど、AIがこなしてしまう場面が多そうです。
では、人が必要な分野はどんなところか。
それは、ペーパーテストでは測れない分野です。
例えば、身近な例ではスーパーでレジを打ってくれる人。
素早く仕事をこなしつつ、常連さんの事を覚え、家族構成も把握する。
普段とちょっと違う買い物かごの中を見て(誕生日向けだなとか)、
「おめでとうございます」
とさりげなく笑顔で伝えたりする(ここ大事)。
人に元気を与えますし、並んでもその人にレジを打ってもらいたくなりますよね。
これこそが
「営業」
という仕事の役割です。
全ての業種で一緒です。
営業とは自分の真心を相手に売り込む仕事だからです。
その時にあったほうが良いのが資格であり、
資格があるからと言って営業が不要なわけではありません。
「資格」
だけであれば、ここまで書いてきたように、AIは優秀ですから。
すべての職種において、
「営業」
である事が徹底出来ている組織は強いと思います。
お客様からのリアクションが直接あるようにすれば、気持ちも入り仕事に気が入る!
と、個人的には考えますがどうでしょう?
色々な意見があると思います。
写真は市場でひとめぼれ:
「イトヨリ」
美しさに目を奪われました。
後で調べたら、鯛の仲間なのですね。
妻が調理方法が分からなかったので買いませんでしたが、自然のすごさを実感します。
今日も読んでくださりありがとうございます。
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