« 営業の役割① | トップページ | 善意前提が崩れた社会とは »

2024年9月22日 (日)

営業の役割②

おはようございます。

先週は営業の役割について書くのに、初めから脱線して自分の事ばかり書いてしまいました。

先週書きたかったのは、

とても多くの方にご指導いただき、また縁の不思議さに囲まれ人は生きている。

という事でした。

個人というのは、周りの人の期待によって規定される。

規定される=居場所を作れる

当たり前の様ですが、今はそれが忘れられているように感じます。

失敗したら人のせい、成功したら自分の実力…

そんなことはありません。

 

実力の一例として:

これからの激動社会を生き抜くためには、難しい資格を取る!

というのがあると思います。

でも、これは違うんじゃないのか?というのが今日の主題です。

難しい資格、例えば医師免許や弁護士の資格。

確かにとても難しいでしょう、自分には到底不可能です。

でもAIにとってはどうでしょう?

すでにペーパー試験はクリアできることが分かっているようです。

では実務は?

 

医師の場合(例えば風邪っぽいという症状):

自分の生体データ(血圧や熱、脈拍、顔色など)を事前に打ち込んだり撮影し、

AIの自動応答により診察する。

AIが相手なので、対面だと言いにくい事も時間制限を気にせず言えるでしょう。

初期診断はAIがこなした方が効率的ではないでしょうか?

もちろん病気になって気を落としている患者さんを勇気づけたり、

命の最前線である救急救命で活躍するなど、AIでは全く対応できない分野もあります。

あくまでも体調不良の一次診断の場合です。

 

裁判官(司法試験)の場合:

これは前例踏襲の場合が殆どですから、具体的な事象を読み込ませればあっという間に

判決を下せるのではないでしょうか。

 

業務の正確性においては、ペーパーテストが難しい資格ほど、AIがこなしてしまう場面が多そうです。

では、人が必要な分野はどんなところか。

それは、ペーパーテストでは測れない分野です。

例えば、身近な例ではスーパーでレジを打ってくれる人。

素早く仕事をこなしつつ、常連さんの事を覚え、家族構成も把握する。

普段とちょっと違う買い物かごの中を見て(誕生日向けだなとか)、

「おめでとうございます」

とさりげなく笑顔で伝えたりする(ここ大事)。

人に元気を与えますし、並んでもその人にレジを打ってもらいたくなりますよね。

 

これこそが

「営業」

という仕事の役割です。

全ての業種で一緒です。

営業とは自分の真心を相手に売り込む仕事だからです。

その時にあったほうが良いのが資格であり、

資格があるからと言って営業が不要なわけではありません。

「資格」

だけであれば、ここまで書いてきたように、AIは優秀ですから。

すべての職種において、

「営業」

である事が徹底出来ている組織は強いと思います。

お客様からのリアクションが直接あるようにすれば、気持ちも入り仕事に気が入る!

と、個人的には考えますがどうでしょう?

色々な意見があると思います。

 

写真は市場でひとめぼれ:

Photo_20240918162501

「イトヨリ」

美しさに目を奪われました。

後で調べたら、鯛の仲間なのですね。

妻が調理方法が分からなかったので買いませんでしたが、自然のすごさを実感します。

今日も読んでくださりありがとうございます。

« 営業の役割① | トップページ | 善意前提が崩れた社会とは »

生きるという事」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 営業の役割① | トップページ | 善意前提が崩れた社会とは »

フォト
無料ブログはココログ

ウェブページ

最近のトラックバック

2025年11月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30