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2024年10月 6日 (日)

経営者の仕事

おはようございます。

先月は

「営業」

の仕事に対する考え方を書きました。

結果的には、全職種が営業であるべきという事でした。

では

「経営者の仕事=営業」

で良いのでしょうか?

ちょっと違うと感じていますので、今日は考察します。

 

色々な組織において、

「役職者」

という立場の方がいます。

そのポジションにおける責任者です。

責任を負っている=自分には権力がある

これは当たり前の事です。

ただし、

このバランスが取れていればよいのですが、権利意識が大きくなり過ぎると

色々な反発や齟齬が生まれてしまいます。

ここでいう問題のある人の役職が、例えば、

「課長」や「部長」

だったとします。

この場合は、降格させて代わりの人をつけさせることも出来るかもしれません。

 

では経営者(日向のような小規模の会社の場合)はどうなるか?

経営者に権利意識が大きすぎる人がいたとすれば、それは即会社の危機を意味します。

組織内で人が変わると言うより、社会から退場させられます。

その組織の存在意義が問われることになりますから。

 

もちろん大企業でも同じでしょうが、特に日本を代表するような大きな会社の場合

国と一体化している場合も多く、会社の危機=国の危機に直結するため

国が支えて再起を図ることがあったりもします。

その良し悪しの判断は、難しい問題です。

 

そこまで考え、経営者のやるべきことは何かというと

「総力を結集させる事」

だと実感しています。

もちろん、それぞれの経営者が特技を持ち(技術力や営業力)

それをベースに発展的に考えれればより良いと思います。

ただ、個人の力にはどんなに優れていても限界があります。

だからこそ、人の力を結集させる!

 

その能力は、

社内にどんな人がいて、どんな気技術力やコツ、処理能力があり、

対外的に求められている事柄を見極める。

もちろん、製造業においては特に社外で協力してくださる方の存在は

社内の技術同様にとても大切です。

全方位に対する気づきと実行(即断できるポジションですから)。

それを繰り返して、お客様に支持をいただく。

お金の問題は当然クリアしつつ、周りの人を元気づけて良いものを引き出す

これらをまとめて表現すれば、結局

「全方位営業」

という事になります。

繰り返しになりますが、その上で

「総力を結集させる」

その集中力が必須です。

 

経営の難しく、面白いところはここまで書いてきた様に

良いところを引き出し、大きな力に変える事もとても大切ですが

それぞれの弱点を経営者の力でカバーしてあげる事で、組織力を上げられることです。

やり方は、やはり自分が率先してやり、

組織に貢献している人の存在を認めてあげる事でしょう。

日々難しい事が起きますが、頑張っていきます。

 

写真は分かりやすいこれ:

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金沢に行ってきました。

新しく、日向の力になってくださる会社様と打ち合わせ、工場見学。

若き専務が社長と力を合わせ、現場を元気に率いており、若者が多く働く現場は

まさに

「力を結集」

させており

専務本人は、

「自分の机は持たない」

と、

いつも現場で仕事を見守っている。

安心して仕事をお願いできる事を確認できました。

会社に大きな力が加わり、嬉しい思いです。

良い出張でした。

今日も読んでくださりありがとうございました。

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